アンヌ、僕はね……--セブンへの想い(1)

「アンヌ、僕は……僕はね、人間じゃないんだよ。M-78星雲から来た、ウルトラセブンなんだ」「えっ?」 ……とアンヌが言った瞬間に、彼女とダンの顔がシルエットになり、背景がキラキラと光る。日本の「変身モノ史」上に燦然と輝く、本放送から40年経っても僕が決して忘れない、最高の名場面だ。「びっくりしただろう?」「ううん。人間であろうと、宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの。……たとえウルトラセブンでも」「ありがとう、アンヌ」 独立U局の東京MXテレビでやっていた、「ウルトラセブン」の再放送が6月18日に終わった。 この再放送は約1年前からやっていたが、昨年末まではTVKの「探偵! ナイトスクープ」と時間が重なっていたために、そちらがたまたま中止になるとき以外は観ることができなかった。ところが今年に入って、放送日が月曜に変更されたため、毎週留守録をして観るようになったのだ。 名作の最終回が近づくにつれ、僕の緊張はマジ高まった。あの名場面を見逃すわけにはいかない。見逃したらDVDボックスでも買えばいい? 冗談やない、フツーに放送してるのを観ることに意味があるんや。 かくして、18日の当日、ビデオをセットしながらも、午後11時からの放送もしっかり観た。満足。 以前このブログに「ウルトラ・シリーズの最高傑作」なんて書いたけど、5歳の頃の自分(本放送の頃の僕の歳です)が憶えていた場面はと言うと、結局は・セブンが出てきて怪獣をぶっ倒しまくったことと、・キリヤマ隊長(故・中山昭二さん)が「なにっ」と言いまくっていたことと、・アンヌのハスキーな声の「ダーン!」と、あと・第1回でポインター(ウルトラ警備隊の自動車)のトランクの上にダンが載ってカラカラ笑っていたところと、そして・最終回のダンの告白の場面、それぐらいだったことに、40年後の僕は気がつくのである。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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