万能の「ねこ」
NHKの朝ドラ「瞳」が終わって早ひと月。僕の朝の時間の使い方も少しずつ変わりつつある。 「瞳」は、主人公・瞳(榮倉奈々)の成長物語の追体験であるのと同時に、このドラマには欠かせない存在だった「まゆげねこダンス」の進化を追いかける営みでもあった。前にも書いたように、この踊りには、①4人で踊った、基本パターン。②工夫したけどウケなかったという設定の、「盆踊りヴァージョン」。③里子(さとご)が演ってみせた、「3人ヴァージョン」。④瞳と萌にKen (MAKIDAI) とRay (香子)が加わった、最高レヴェルの「スーパーまゆげねこダンス」(榮倉奈々さんご自身の命名?)。⑤一本木家の里子・友梨亜(森迫永依)率いる中学のダンス部と、瞳が教えるダンス教室に通う「月島お元気くらぶ」の高齢者たちが踊る「こんにちは・バイバイヴァージョン」。振りはこれが一番簡単。⑥そして、「ローズマリー」と萌、子どもたち、香子さんやQ-TAROさん、更に画面をよーく見てみれば彼女たちのライヴァル「ブルーシューズ」の娘たちも入っていたし、「ダンサー養成クラス」の役だったavexやEXPGの方々も入っていた「ジェネラル・オールスター・ヴァージョン」。 ……と、同じ "Have Fun" という曲に載せて実にたくさんのパターンがあったのだ。もちろんそれぞれの振りは部分的にはかぶっているし、これ以外の組合せも工夫次第で自由自在に可能だ。僕の手元には①③④⑥の4つの映像があります。 特に、一番たくさんのダンサーさんが登場する⑥では、みんな生き生き踊っていて、本当に楽しそうなので、大好き。 僕にとっては、振り写しが簡単にできそうになくて頭を抱えてしまうと以前に書いたが、ヒップホップのダンサーたちにはとても基礎的なステップなんだろう。例えばサルサで言えば、フロント&バック・ベイシックにサイド・ブレイク、ボックスかまして、続いてまあスージーQぐらいはやっといてライト・ターン、ぐらいのレヴェルをやっているのではないか。だからたぶん、全員、ノリノリ。 さて、その「まゆげねこダンス」をコピーして、僕の勤務先の事業所の忘年会か何かで演ろうという試みは、どうも挫折しそうな感じが……。だって、他に踊りやら歌やら、やらなあかんこと多すぎるねんもん。
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