旧暦の七夕にはまだ半月あるけど……
フアン・ルイス・ゲーラは、日本を踊らせようと準備万端だ。 「日出ずる国」で演奏することを長い間夢見て、このドミニカ人のシンガー・ソングライターは遂にその夢を実現させることになった。 彼はメキシコの首都で開かれた記者会見でこう語った。「日本で寿司を食べようと、2年間努力し続けたんですよ。そのために、やれることはし尽くしちゃいました」 更に「とてもワクワクしています。日本に行くのは初めてだし、日本の皆さんが踊るのを見るかと思うと、もう、気持ちが変になりそうだ」彼はこう話し、同時にこの国の音楽はカリブのそれにとてもよく「似ている」と述べた。 ゲーラは、8月6日に福岡でラテン音楽のフェスティバルで演奏し、続いて東京でも舞台に立つ。彼の訪日の時期は、第二次世界大戦中に行われた人類最初の原子爆弾の投下からちょうど69周年にあたる……(以下略。7/31付、プエルト・リコのサイト "Primera Hora .com" より、AP記者のIstra Pachecoさんの文章を千兵衛が翻訳) 日本に来るミュージシャンのニュースで、たまたまこの時期に重なったら、原爆の話に言及して下さる、これはとても大切だ。公演日が間違っている(6日ではない)とは言え、実際の福岡ライヴの日は長崎の原爆記念日だし。……あれ、でも、69周年? 細かい話になってしまうが、日本人なら気付かんとあきませんね。原爆投下と終戦は1945年、今年で64年です。 とは言え、90年のアルバム "Bachata Rosa" からずっと憧れ続けた僕の「彦星」に、明後日遂に逢える。そして、僕の永年のメル友/ブロ友のチョコちゃん(こちらは「織姫」?)も、テツ&野球ファンの3歳の息子さんや旦那さんと一緒に、明日博多駅に来てくれることになっている。 僕にとっての半月早い旧七夕だか、ひと月遅い七夕だかが、いよいよやってくる。
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