名古屋からの手紙

 先週土曜日、ある通知が郵便で届いた。


 僕が仕事を終え夜に帰宅すると、簡易書留の不在連絡票が郵便受に入っていた、というのが正確な言い方になる。件の「通知」による発表はこの日に行われると聞いていたから、僕はてっきり届くのはこの翌日だと勘違いしていた。地元の配達担当局までは電車で3駅。翌日に届けるよう依頼して不安なまま待つより、今日のうちに手に入れた方が結果はどうあれ、よい。僕はその緑色の小さな紙片を掴んで、つい今しがた後にしたばかりの、自宅最寄り駅へと引き返した。
 その郵便局は、市の中心駅から紅い灯りの飲み屋街を抜けて更に徒歩15分の、国道沿いにある。そんな場所だから、歩いている間についついいらんことを考えてしまう。もし「不本意な結果」だったら今後どうするのか。それ以前に、「ダメ」だったら紙切れ1枚、「よし」だったら手続書類などが入っているはずだからそこそこの厚みの封筒、ということは受け取った瞬間にたぶんわかる?とか、「よし」の者に先に送るだろうから、こんなに早く来るのはまずそっちだろうとか、ごちゃごちゃ思っているうちに目的地に着いた。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

0コメント

  • 1000 / 1000