プツン
昨日は、ここに書いたとおりの帰り方をした。意外にも東海道ではすぐに座れるほどのすき具合で、地下鉄も10分乗って新横浜で目の前の席が空いた。 田園都市線の長津田で空いた席に座れたときに、妻から携帯電話にメールが。曰く「これからバスで新横浜に向かう。何時に家に着くか知らせて」 えええええーーーーっ?!!! 横浜線が終日運休しているので早めに帰る予定だと言っていたから、絶対に彼女の方が早く帰り着くと思っていたのに! このままのペースで進んでも、帰宅時刻は18:20(僕の自宅が含まれているグループの停電開始の可能性のある時刻)を過ぎてしまう。ここまでの各地の停電の実績からすると、「18時20分」ピッタリに電気が落ちることはないだろうとはいえ、初めてのことなので妙に不安だ。僕は慌てて電車の中を走り始めた。 自宅着18時30分。すぐライトや電池式のラジオをセットする。その1時間ほどあとに妻帰宅。「電気が点いているうちに……」と食事を作って食べる。そのうち20時、21時……結局、停電はなし。 うむむ。職場がある町はまたグループが違っていて、その勤め先を出て駅へ向かっている間に、プツンと電気が落ちたのをはっきり見ただけに、自分の家でそれがなかったのは、少し拍子抜けな気さえする。やるやるて言うてるんやったらどこの地域も全て1回やってみて、どんな感じなんか体験させてよ、と言いたくもなってくる。 だって、停電したら、電気が点かなくなったり、電気で温度調整しているガス風呂が使えなくなるのはわかる。しかし、水の出がどれくらい悪くなるかとか、ひょっとしたらプロパンガスのコンロが使えないかも知れないかもとか、そういうことは一度電気が止まってみないとわからないのである。もっとも、交通信号や医療機器にも影響する話なので、そう簡単にコトは済まないのだろうけれど。 明けて、今日。各グループの計画停電の時間帯と、小田急江ノ島線の不通時間帯との関係はだいたいわかった。ほぼその予想どおり、今日は11:30に止まり、18:00に開通(17:00に長後・片瀬江ノ島間は先行して開通)という予定だった。 勤務先の事業所は、今日まで休所(利用者の通所はナシ)なので、僕たち職員は年度末の事務作業をしたり、明日以降の展開を考えたり、不安げに電話をかけてくる利用者たちの対応をしたりしていた。 こういう電話連絡や、ツィッターやミクシィの書き込みを読んでいると、みんな、持って行きどころのない不安を溜め込んでいるのがよくわかる。そろそろ、それらをお互いの間に吐き出す機会を設けた方がいいかも知れない。僕も吐き出したいし。 帰りは18:00を待って小田急で帰宅。これだけいろいろなことが起きると、「数日ぶりに上りの小田急の、しかも快速急行で帰った(ここ数日は動いても各停のみの運行だった)」という小さなことでも何だか嬉しくなってくる。 でも……明日の朝は8:30に長後・片瀬江ノ島間が止まってしまう上に、退勤時刻は、その同じ区間が再び止まっている。第1グループの、これまでどこでもやったことのない「1日のうちで2回目の停電」に備えているのだろうが……今度は相鉄線・大和回りで帰れそうやけどね。 なお、僕の自宅の今日の停電予定時刻は全く僕が外出中の時間帯だったので、正確なことはわからないのだが、冷凍庫の氷の状態などを見た限りでは、どうも電気は止まらなかったような気がするのだが、さて……?
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