研究生活は、まだこれから?
3月16日の土曜日は、体育館での全体式のあと、全専攻の大学院生が「文化ホール」に集まり、ひとりひとり学位記(卒業証書)を各専攻の長から受け取った。北は北海道、南は熊本県にまでまたがる社会福祉学専攻・通信教育課程の同級生があまり来ていなかったのは残念だったが、僕はこの式に出ることで、積極的にこの2年間に1つの「区切り」をつけたかったという思いが大きい。また、2年間、提出書類が多少遅れても文句も言わず淡々とお付き合い下さった、大学院事務室職員のお2人に最後にお礼を言えたのは本当によかった(この写真の左右には、ここではカットしたがそのお2人が写っている)。 副学長に学位記授与式で言われるまでもなく、僕たちはやっと研究者としての入口に立ったばかりなので、これからも何らかの形で研究をし続けないと、研究の仕方を忘れてしまうことはわかりきっている。大学院生活の間、仕事でもダンスでも、とにかく机に向かう時間を創り出しやすい環境に自らを置いてきた。修士論文のために削ってきたことを、改めてやり直したいのも事実である。しかし、そうした状況の中でも、どうすれば修士論文の「続きをやる」ことができるのか? それをまずしっかりと組み立てる……この2年間にかけた大金を無駄にしないとは、そういうことかも知れない。
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