¡Ahora viene a Tokio!
2015年の現在、日本の首都圏で、キューバの音楽もダンスも、まあまあ普通に聴けるし踊ることができる(ごく一部の者のための「キワモノ」ではない)。ちょうど今から20年ほど前の1990年代半ば頃、 "FolCuba Japon" (キューバ国立民族舞踊団の短期集中ワークショップ)が行われ、アルベルト・ロマイ(現・在パリ)とタンヒン・フォン・マトス(後に帰国)が来日しその後の数多くのキューバ人ダンサー定着への扉を開いたことが、その発端になったと僕は捉えている。 当時FolCubaなどに参加してキューバに傾倒し始めていた僕が出会ったやたら元気な学生、それが二田綾子さんだ。彼女はやがて、(僕が偏見として考えていた)芸大生の枠を飛び越え、「訊けば何でもすぐ答えてくれる」歩くキューバ音楽事典となり、ソンについて修論は書くし、写真家/ライターの高橋慎一さんと共にCDレーベルまで立ち上げてしまう。そして彼女の活動はそこにとどまらず、ドキュメンタリー映画 "Cu-Bop"(キューバップ)の製作までやり始めたのである(右上の写真は映画製作日記から拝借。一昨年夏のNY撮影中のものだ)。 この映画は、最近流行りのクラウドファンディング・プラットフォーム "Campfire" を使って製作資金集めを行った。僕も映画に対する期待とあやこちゃんに対する連帯感とで、3年前の呼びかけ早々に「パトロン」になった。だから、今回作品が完成して、東京・渋谷で連続上映会が実現して、自分自身がこの映画を産み出した気分に勝手になっている(エンドロールに名前が出て来るらしいので、観に行く人は皆さんご注目!(^_^)v)。ただここに書いたように("Campfire"の同映画サイト、パトロンページ。上から8件目のコメントとして出て来るはずです)、たったこれだけのカンパで、却ってマイナスになれへんの? 大丈夫?と気にしてしまう。 7月19日(日)から始まる上映会、僕は最終日の9月22日(火・休)を予約した。この日だけはトークだけでなく「特別ゲストライブ」となっているから選んだのだ(高橋さんによると、この夜は「マジでヤバイ」らしい)。うーっ、楽しみ! 社労士の試験も、とりあえず終わってるしな!
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