「かずや」くんへの回答
「かずや」さん、コメントありがとう。高校を卒業して、あまり間を置かずに外大に入らはったんやとしたら、30歳前後の方ですかねえ。どこの学科のご出身で、今何してはるんでしょう? そして、どこから僕のこのブログ・サイトにたどり着いてくれはったんでしょう? 嬉しい限りです。 そう言えば、僕自身の合併への賛否を書いてませんでしたね。僕は、在学中から合併賛成派でした。 大学には、それなりに望ましい規模というものがあります。小ぢんまりとした単科大学も魅力的ではありますが、それよりも、様々な学問に取り組む友だちを学内で作れる総合大学の方が面白いと思います。 実は、大阪外大と阪大の合併話は20年以上前からありました。でも、その頃その話を授業中に僕たちにした教官によると、外大の名前を守りたがった一部OB教授が反対して前に進まなかったらしいです。 一昨日の書き込みにも記したように、僕は大学の名前に誇りを持っているわけではありません。僕が大切にしているのはそこで得た経験や知識や、人とのつながりです。となると、求めるのは実質。経験も、知識も、つながりも拡がることが約束される阪大との合併、何でやねん、何があかんねん。 かずやくん、名前としては確かにおっしゃるとおり「吸収」かも知れません。でも、あの間谷キャンパスのマニアックさは残りますよ、どう考えたって。そして、「あれだけの学科数の外国語学部を持つ総合大学」という本邦初の試みへ向けて新たな一歩を踏み出すんです。あの関東のライヴァル校も、天下のそふぃあ大学もやれてないことです。これはたぶん、誇っていい。と言うか、そもそももう卒業してしもてる僕らがやいやい言うことやないかも知れませんけどね。 僕は学祭の1983年度一部(昼間部生)実行委員長をやりました。その直前までイマイチ低調やった学園祭を、仲間と一緒に盛り上げたという自負はあります。僕が外大で得た一番素敵な「人のつながり」というのは、それです。 あなたにとって、かずやくん、間谷祭(僕たちが命名しました)が、そして外大それ自体がどういう意味を持っていたかわかりません。でも、「マニアックであり続ける」ということは、実はなにがしかの努力を伴うものであり、おそらく今の外大はそのために「合併」ということを選んだのかも知れませんよ。
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