病室での秘かな楽しみ

 今回の怪我でわかった・知ったことは既に数多いが、その中でも最大のものの1つが「『僕の笑いの取り方は、吉本新喜劇のそれに大きな影響を受けている』のがわかったこと」である。 ここの病室のテレビでは、地上波以外に、衛星放送や、いくつかのCS放送のチャンネルを観ることができる。 そのうちの1つが "Gaora" 。大阪の毎日放送系のCS放送で、阪神タイガースや北海道日本ハムファイターズの試合や、都市対抗野球にNFLの生中継などのスポーツ放送が有名だが、一方、関東の地上波では決して観られない、毎日放送製作のお笑い番組もここでやっている。「痛快! 明石家電視台」、そして「よしもと新喜劇」がそれである。 テンポのいい喋り、出演者の身体的特徴をしつこくあげつらってネタにする雰囲気、時にはストーリーを無視したアドリブがとことんまで許される環境。これらは僕がいつも使っているやり方だ。鼻の脂がどうとか、熊みたいやから四本足で歩けとか、もーしつこいしつこい。もちろん、その「熊」自身も自分を使ってギャグにするわけです。僕が「自分の顔がデカい」ことを自らネタにするみたいなもんやね。 そして、先日観た石田靖さんと島木譲二さんのアドリブは長くてすごかった。石田「何言うてはるかわかれへん、日本語喋りなはれ」……島木「お前、そこで黙ってたら話続けへんやろ! 俺がつっこみ方おせーたる」こんな感じのやりとりが延々、しかも何度も続く、それでいて面白い。この2人、仲悪いんちゃうかとマジで思わせる会話だった。そんなこんなで、僕は1時間笑いっぱなし。 午前中の授業を終えて帰ってきて、昼ごはんを食べて、1時から4チャンネル(毎日放送)の「モーレツ! しごき教室」。2時からはチャンネルを6(朝日放送)に変えて吉本新喜劇。3時にはもう一度チャンネルを4に戻してMBSの吉本。 そんな僕の小学生の頃の土曜の日課を今でも憶えているくらいに、当たり前のようにして僕の生活の中にあった、否、それだけでなく、今の僕の生活の中にも生きる、吉本新喜劇。そんなことをこんな場所で、期せずして思い出してしまったのだ。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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