おっかなびっくり初入浴
さて、どうしたものか。「ギプスを外してお風呂に入っていいですよ」て言われたかて、どないしたらええもんやら。だいたい、どっちの足で踏んばって、浴槽に足つけていくんよ? そこで夫婦は考えた。車椅子に座った形から、手すりに掴まって風呂椅子に座った形に乗り移ってた、藤沢市民病院でのシャワーの浴び方の応用や。 まず、風呂場の外に椅子を置いて、その場所で包帯からギプスから傷口のガーゼから皆外す。そして、左足を床につきつつ、どこぞに掴まりながら低い姿勢のまま回れ右して、風呂の中の椅子に座る。幸いに風呂の椅子は回転するんで、くるっと回って足からゆっくり浴槽につかっていく。どやっ?(できれば写真つきで解説したいですが、何分全裸なもんで、ナシでお許し下さい) いやー、およそひと月ぶりの風呂。やっぱし日本人に生まれてよかったわ。メキシコに1年おって帰って来て、ほんでから風呂入ったときはこんなに気持ちええ思えへんかったのにな。俺もおっさんなったかな。 そのかわり、もー閉じこめられっぱなしやった右足からはひたすら垢がよれよれです。風呂の中はたちまち真っ白け、とてもやないけど僕1人しか入れません。 理学療法士と医師に言われたようなリハビリを浴槽の中でちょこっとやって、上がります。あとはいつもと同じ感じで身体洗うて、髪の毛洗うて。ギプス外れてる分、ちょっとおっかなびっくりやったけど。「今急に「火事やー!」てなことになったら、どないやって逃げたらええんやろ、て結構真剣に考えましたで。 正直言うて、その前の段階でギプスにビニール袋巻いてシャワーだけ浴びてた方が、よっぽど簡単やし時間も短くて済んだ。こんな感じで、また「次の段階」に行ったら行ったで、手間かかること増えたりするんやろなあ。 さて、これまで書いてきたアキレス腱関連の記事を少しわかりやすくするために、特に足の固定の仕方が変わった日の分に「段階× 手術から×日目 ○○……」と大きく太い文字で入れてみました。目指せ、日本一わかりやすいアキレス腱断裂ブログ!
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