2周年記念

 あの、僕が突然けいれん発作で倒れた夜から、ちょうど2年が経った。 妻は、その場に居合わせたただひとりの人間だ。そのときの動揺や不安は想像もつかないが、よく冷静に救急車を呼んで対応してくれたものだと思う。こんなときには、「職業柄」とか何とかいうもんやないですよね。そんな経験をしたのと同じ季節が巡ってきたからか、このあいだ急に彼女は「その夜」の話をしだした。その後の看病や協力に対しては、本当にうまい感謝の言葉が見つからない。 その「2年目」の今日、僕はアキレス腱断裂からのリハビリ中で苦闘していて、またまた考えることは山のようにあるのだけれど、それは「アキレス腱断裂」のカテゴリーに任せるとして、この「2周年」を機に、このブログを一部整理したい。 と言うのは、やはり「最初の書き込みが最初の書き込みやないとややこしい」と思ったいうことである。え? 何言うてるかわからんで却ってややこしいて? 例えば、誰かが何かのご縁で僕のこのサイトと出会うとしますね。そして、「どんなきっかけでコイツはブログを書き始めよってんやろ?」と、いっちばん初めの記事を探ります。すると、タイトルが「病気って?」で、書き出しが「かなりの部分『闘病記』ともなっているこの日記。」。うーん、何やよーわからんなー、で終わってしまいます、たぶん。 僕自身が、ここ最近いろんなブログと出会うと、まず読むのは筆者のプロフィールと、次に最初の記事です。当然、みんながみんなそないするとは限らんわけやけど、僕以外にもそないする人はいてるはず。 そんな理由で、2005年8月に手術後7か月の節目に書いた文章を、ちょっとややこしいですが今年1月21日の日付にまとめて載せ替えます。なぜこの日付かというと、ちょうどこの日に思い立ってこの文章を一度「8月の日付」で載せたからです(その日の書き込みより……「実は、去年の8月に『キューバン・サルサ日記』に、それまでの『闘病記総集編』というのを3日に渡って連載しました。僕にとってはすごくエポック・メイキングなものだったので、……再録しました。お読みいただければ嬉しいです。」)。 お時間ある方は、改めて「今から1年3か月前の僕」を振り返っていただければありがたいです。また、今年にも、術後1年半を機に、8/31, 9/1, 9/2に「夏休み脳腫瘍日記」と題して3日に渡って思いを連載しているので、こちらも合わせてお読みいただければ幸いです。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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