酒がつきもののキリスト教会--里帰り(3)

 大晦日は書き残した年賀状に一言コメントをガーッと書きまくり、夜は前年の同じ日に続き「草鍋」をして(でも京セラドーム近く・ナインモール九条の「小川下(こかげ)」でホンモノ〔上の写真〕を食べてから1年。ホンマの味が思い出されへーん!)、年越しはテレビ大阪(テレビ東京系列)の「東急ジルベスター・コンサート」を観る。 秒読みをしながら、1月1日午前0時にピタリ曲を弾き終わるという試みがウリのこの番組。観ているこちらはもちろんのこと、初期の頃は司会者も結構ハラハラしていたようで、以前大江麻理子さん(テレ東アナウンサー)が午前0時にズバリ曲を終えた瞬間に泣き出したのを見たことがある。 今年選ばれた曲は「威風堂々」、でもクラシックにじぇんじぇん明るくない僕ら夫婦は「それってどんな曲ー?」とアンポンタン面して指をくわえていた。聴き始めてみれば味の素「クックドゥ」のコマーシャルに使われているあの曲で、実はまさにその「午前0時」直前のジングル代わりにFM横浜で使われているのとおなじものだったのだ。なーんや。 明けて1日は例年どおり日本基督教団・西宮公同教会の新年礼拝に出かける。 学生時代に、友人Kが作っていた大学の垣根を越えたロックのサークルが「なあ岩倉、今度ライヴやるんや、来てくれ」「ああええよ、どこでやねん?」「教会の礼拝堂や」「へ?」というのがこの教会と知り合うきっかけやったという、これまたミョーな巡り合わせ。 菅澤邦明牧師のお連れ合い・菅澤順子さん、お二人の息子のMくんとSくん、娘のMちゃんとは旧知の仲(そう、20年前に小学生や中学生やったんで、3人とも全然「ちゃん」とかいう歳ではないんです、今は)で、会うとしてもこの時期しか会わんので、互いに懐かしがった。特にSくんはここ数年会えてなかったんで、何年ぶりやろていう感じ。また、当時伝道師だったKもいたし、教会付属幼稚園の先生だったKさんやその夫のFくんとも久々に再会した。 普通の礼拝を終えたあと(まあ、ここの教会の礼拝は、友子も書いてるように、必ずしも「普通」とは言い切れんのですが……)、この教会につきものの「酒」が振る舞われる。そう、友子のページで彼女の旧友が「なんで、教会でお酒?」とコメントしているのだが、この教会とお酒とは、切っても切れない関係なんですよ、ABさん。12/28付にも、まさにこの教会で酒呑んだ話が書いてあるでしょ? 確かに「菊姫・山廃仕込」はめっちゃ美味かった。純米とはいえあの辛さ、それでいてあの飲みやすさ。 一発で酔いが回った僕は、やれ「20年前のクリスマス・イヴの酒があったからこそ今日自分はここへ来てる」やの、「順子センセが『岩倉くんはMに全人格ごとぶつかってくれる』て言うてくれはったんが、今に至っても僕の自信になってる」やの、ひとりでべらべら喋ってしまいました。幼稚園の若い先生たちは絶対に「このジジイ、一体誰ー?」て思てたはずや。 普通阪急で西宮北口へ行くためには特急を使うが、この朝はギリギリで特急を逃したため、後続の各駅停車に乗ることになった。それが結果的に「元日からの幸運」と、しかし「2,000円の損失」を生むことになろうとは、梅田駅で新開地行き特急を見送ってしまった瞬間には思いもしなかったのである……。事の詳しい真相は(この段落の文字の色がヒントですが)、また明日以降に。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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