ドキドキもんの、負傷後初サルサ場
昨日書いたとおり、僕は「サルサ・ホットライン・ナイト」に出かけた。会場の Max Climax に着いたのは、ペア・コンペティション自由曲僅か30分前の夜9時頃。出場4組の課題曲でのダンスはその更に2時間前なのだが、その時刻から会場で踊っていては脚が保たないと判断しての行動である。 僕たちがLAのワールド・サルサ・コングレスに初めて出た2000年の1回前には、やたらとアダジオ(リフト技)が流行っていて、僕は99年の公式ヴィデオを観ながら、「またかいな」といささか食傷気味だった。 アダジオは、振りの中にスムーズに入れなければならない。いきなり唐突に持ち上げても、最初はウケるだろうが、いずれ飽きられるし、芸術的にも意味がないのである。また、そういうアダジオのしかたでは、いずれ身体にガタが来ることは目に見えている。「自然に、流れるようなアダジオ」--それが、「アダジオ商会」の追求してきたアダジオだ。 その点、さっき Aya & Kita が踊りの最後に使った連続のアダジオは、次から次へと流れるように技を繰り出す、第一級のものだった。彼らは僕たちの仲間なだけに、「ようもここまで僕らの先に行ってしもたなあ、うるうる」と言いたい気分である。 そして、あやちゃんがめっちゃ野性的な味を出していたのは、僕にとっては新しかった。曲、メイク、表情、どれを取っても「踊りで別人格になってしまう」感じが出ていて、とてもよかった。 今夜のペア・コンペティションには、僕の友だちのエンブリーとサツキさんのペアも出ていた。サツキさんの、芯がしっかりしたきれいな回転を生かした振りが出色だった。 かく言う僕は、サルサはおっかなびっくりで1曲踊ったに過ぎない。でも、渡部さん、ニーダくん、マサくん、そねっち、ヒロちゃん、ケイちゃんはじめたくさんのサルセーラ/サルセーロたちとご挨拶できたんで(誰か漏れてたらごめんなさーいっ!)、半年以上ブランクを空けてのサルサ場行きとしては、まあ、ええとしとこう。
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