せんべのプロ野球「遅報」--「現場」で観る興奮

 プロ野球界ではもうしっかりセ・パ両リーグの試合がいつものように始まっているが、6月24日の日曜、僕は横浜スタジアムへ、横浜ベイスターズ対オリックス・バファローズの試合を観に行った(どーも最近このブログ、速報性に欠けるんよねー)。 一昨年から始まったこのセ・パ交流戦、ロッテが川崎を去ってから何年かぶりに神奈川県でバファローズの試合が行われるという点でも、画期的な企画だ。でも一昨年は何かの都合で行けなかったし、昨年に至っては、一旦決行が発表されながら、関内の駅を降りて球場へ向かってみると中止になっているのがわかったという、何ともすっきりしない状態だった。 今年も、自宅を出た途端にポツポツ来始めたので、慌てて完全雨対策をしに部屋に戻る。傘はもちろん、合羽2枚にウィンド・ブレイカー、替えのTシャツもしっかり持った。 その分ハマスタに着いたのは予定より大幅に遅れてしまった。ネットでダウンロードした、A4版のあまり入場券らしくない入場券を手に、座ったのは3塁側の内野指定席。レフトを守る、カール・"タフィ"・ローズが間近に見える場所だ。 試合は1回裏、1アウト満塁から金城龍彦のショートゴロ併殺崩れの間に先取点を取られ、更にこの回計3点。3回裏には佐伯貴弘・金城の2本のホームランで完全に一方的な展開になる。4回表、ローズの2ラン・ホームランでバファローズが一矢報い、更に8回には大引啓次のヒットで1点差に迫ったのに、僕にはそのとき、ランナーの下山真二が2塁から暴走気味に本塁へ突っ込んだように見えた。しかしそれも「8回に同点にしとかんと、9回にはコイツにええようにやられてまう」という気持ちの表れだったのだろうか。 ずっと彼女のお目当てだった「コイツ」(ベイスターズのクローザー、マーク・クルーン)が出てくるところをスクリーンに映しつつ、写真撮影です。 果たせるかな、9回に「コイツ」に手もなく捻られた「こって牛集団」は、結局5-4であえなく4連敗。 いやー、それにしてもやっぱし、球場へ観に行くっちゅうのはええねえ。スクリーンに映してくれた観客の写真が後でもらえるサーヴィスはホーム・チーム側が主やし、「ダンス・コンテスト」は子どもが持って行っきょるのはともかく、ピッチャーがベンチからブルペンへ向かって「お? 次投げるのは誰かな?」なんて想像を巡らしたり、監督が交代を告げるより前に素振りをしてるのを見て代打が誰かがわかったり、そういうのはやっぱし現場におらんと味わわれへん興奮やね。 妻は、僕と初めて行った横浜スタジアムをいたく気に入って、また行きたいと申しております。でもなあ、もうオリックス戦はないしなあ。行くとしたら、タイガース戦? 別に阪神が好きなわけちゃうけど、それ以外はあんまり行く気せえへんし。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

0コメント

  • 1000 / 1000