勝算見たり! スタジオ開設1周年

 中央林間から田園都市線に乗ったまま同じ時間だけ東へ向かえば、都心を抜けて東武線の北千住まで行ってしまう……そう考えると、東京の西側にあるとは言え意外と近くはない街、立川。 先日3日の祝日、近くはないがその立川のレストラン「マザーズ・オリエンタル」で行われた、ダンス・スタジオ「ブエノ」の1周年記念発表会に行ってきた。 このスタジオは、アダジオ商会の仲間であるあやちゃんとまーくん (Aya & Kita) が、ちょうど1年前に立川の隣町、国立に開いたのだ。 サルサでは彼らやルイス木田くん、タンゴではぎゅうといったダンサー/インストラクターたちは、皆かつて、僕と同じ「生徒」という立場だっただけに、僕はどうしても特別な思いで見つめてしまう。パフォーマンスをすると言えば必要以上にハラハラするし、スタジオの発表会をすると言えばやはり観に行かずにはおれない気分がする。 この日は、フラ、ベリー・ダンス、アルゼンチン・タンゴの生徒さんたちの発表に続き、ダーッとテーブルを出して食事会に転換。更にそれが終わるとまた一斉にテーブルを片付けて、今度はプロ(講師)のショウと続いた。なんと豪華3部構成の、至れり尽くせりのパーティーだ。会場のすぐ隣は「シネマシティ」というシネマ・コンプレックス。一部出演者の出ハケがレストランの入口をも使って行われるので、そのたびに劇場窓口に並ぶ人たちが「お、なんだなんだ?」という顔をして彼女たちを見る。 第2部(第3部?)では、タンゴの Gyu & Lam とジョルジュ&リタが丁々発止の勝負をした(ように僕は見ていた)。ぎゅうたちのパワー溢れる踊りも素晴らしかったし、ジョルジュさんのお疲れ気味の表情が気になったが、最後には踊りもアダジオも完璧に決めてさすがと唸らせた。 そして、主役のまーあや。JSCのときよりもよりのびのびと、自分たちならではの踊りをしているように見えた。曲は……曲名は忘れたが、20年前、メヒコのラテン専門FM局 "Tropi-Q" (トロピ・クー)のジングルに使われていた、僕にとってはとても懐かしいナンバーだった。 パーティー自体、とても温かで素敵なものだった。今日、それから2日経って、改めて彼らや彼らのスタジオのサイトを一通り見てみた。そうすると、彼らがダンス・スタジオを開いたことの意味と言おうか、ダンス一本に打ち込む上の勝算とでも言おうか、それがそこから、垣間見えるような気がした。 何がそれなのかを知りたい方は、ぜひ「立川サルサナイト」(彼らが主催する月例イヴェント)のサイトをごらんいただければ、彼らがサルサの初心者をいかにうまく導こうとしているかがよくわかると思う。ある1つの踊りを地域でじっくり広めていくやり方の1つの雛形が、ここにはある。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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