3分の1の法則
本番前にいくらスタジオでたくさん練習を重ねて、「おお、かなりイケてるやーん。僕らの踊りて、めちゃウケするんとちゃうけ?」と思ったとしても、実際の舞台ではその3分の1ぐらいしか発揮できない、それが「せんべの3分の1の法則」(2008年発表。特許出願中……嘘)である。つまり、実は「イケてるやん」と思う状態の3倍できていないと「イケてる」と感じてはいけないのだ。 理由を求めるとすれば、本番の緊張や、フロアの状態などシチュエイションの違いなどだろう。もっとも、練習を積んだり、本番慣れしたりすればこの「3分の1」は「2分の1」や「6割」「7割」になったりするんやろけど。ともあれ、先日の日曜日、品川のクラブ・エックスの舞台で踊ったときは「あかん、練習の3分の1しかできてない!」と感じたのは事実である。 連続テレビ小説「瞳」の、ヒップホップ・チーム「ローズマリー」の3人(瞳--榮倉奈々、由香--田野アサミ、純子--満島ひかり)は先週末が「本番」の放送やった(「夏のダンス・コンテスト」という設定。僕はまた、朝のクソ忙しい時間やっちゅうのにテレビの前にしっかりおっちんして観てしまいました)。彼女たちもかなり練習したと思うけど、バッチリ踊れたんかなあ、それとも、やっぱし2分の1とか6割とか、そんな感じやったんかなあ。 そんな「同時進行・連帯感感じてまうでードラマ」があるという初めての体験。実に4年ぶりのサルサ・パフォーマンス。様々な思いを抱いた僕を、明日ドイツ文化会館の舞台は迎えます。「3分の1」という比率を増やすか或いは減らしてしまうか、それは昨日と今日の練習で、実はもう決まってしまったのかも知れません。7/6(日)16:30-20:30 於・ドイツ文化会館(東京メトロ銀座線・半蔵門線、東京都営地下鉄大江戸線青山一丁目駅徒歩10分、草月ホール裏手)【催しの名前】Gran Fiesta de Verano '08【催しの種類】ジョルジュ&リタ主催、アマチュア・プロそれぞれのデモンストレイションを交えたタンゴ・パーティー【僕の出番】 "Tango Beleza" と、友子とのサルサのペア・ダンス。
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