4年目の「セーフ!」
今日、半年に1回の頭部MRI検査をしに、東大医学部附属病院まで出かけた。 相変わらず妻は「どんな結果が出るかドキドキしちゃうから、もう検査なんか行かないで!」と言う。いつものとおり僕は「検査に行こうと行くまいと、身体の中で起こっとることはもう起こっとる。それを明らかにして知るかどうかの問題で、もし脳腫瘍が再発してたら、そのときは必要な治療をするだけや。東大病院のMRIて、半年に1回の東京プチ遠足みたいな感じで、楽しいし」と、あっさり言葉を返す。 「必要な治療」というのはいろいろ想定される。軽い方から、投薬治療、点滴治療、放射線で外から腫瘍をやっつけるやり方、などなどだ。 僕が自宅で突然意識を失って、救急車で運ばれてからもう4年。北里大学病院のベッドで目覚めて、自らの身に何が起こったのかわからなかったときに始まってずっと、当事者である僕自身が割とのほほんと考えていて、周りの人間の方が心配している。その中でも妻は最たるもので、なんか申し訳ないと思うと同時に、感謝の言葉はいくらかけてもかけ足りないと思う。 とは言え最近、その頃に僕がたくさんの友だちに送ったメールや、あっちゃこっちゃのネット上の掲示板に書きまくったメッセージを読む機会があって、「そらー、これだけ書いたら誰でもびっくりして心配になるでー」と我がことながら感じてしまった。それほどそのときの僕は「やだやだ大変、助けて助けてー!」という状態だったようなのだ。 前ふりが長くなってしまいました。一番大切な、検査結果を書かんとあきませんね。この書き込みの題名でおわかりと思いますが、今回もおかげさまでセーフ、「再発なし」でした。ありがとうございます。 東大病院まで来ると、なぜかもう1つぐらい何ぞやって帰らんとソンした、もとい、損した気分になります。今日は何年かぶりに浅草のコマキ楽器、「ジャパン・パーカッション・センター」へ。通りの方に出てる看板に書いてある階層表示が、実際(柱に貼ってある、赤いポスター。かなり見にくいけど)とちょっと違うところなんかはご愛嬌。 実は先日、友子のお友だち数人と同席したときに、「センベイさん、カホンはできる?」てな話になり、すぐにやるわけではないけれど、とりあえず種類や値段を見ときましょと思ってやって来たのだ。彼らはベンチャーズノリのバンド・メン。ラテン・パーカッショニストせんべ、カホン叩いてロックで音楽の舞台に復帰か?
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