ディズニーのエンタメ力--TDL出演(2)
朝9時に株式会社オリエンタルランドの本社正門に集合、前々回の書き込みで「ディズニーリゾートではキャストとゲストがあくまでも区別される」と書いたが、この辺からもう「裏に回って、決して表には出ない」ことを徹底し始める。ここから先は「撮影厳禁」だったので、写真がないのが残念だ。 一歩会社の中に入ると、時間の使い方は分刻み、廊下や道の歩き方もちゃんと決められる。なるほど、事前に送られていた説明書に「皆さん(僕たちのこと)もショウを提供するキャストの一員です」と書いてあっただけのことはある。説明10分、着替えとメイクに30分、リハーサルの持ち時間は1チーム5分以内。 TDRの係員さんたちは、ほとんどが「何かに扮装」している。ある人は西部のガンマンであったり、またある人は漁村の娘であったり。農民も考古学者も、みんなその格好でビル内の自動販売機の前で談笑している姿は、とても不思議な感じだった。そら、写真撮るなっちゅうのもわかる気がするわ。 因みにこの人は何かを売っていたわけでも、掃除をしていたわけでも、ましてジョニー・デップ本人でもありません。ディズニーランドの中に何人かいた、「写真一緒に撮って下さい要員」さん。 やがて僕たちが通されたリハーサル・スタジオで、僕は更にさすがと唸ってしまった。その理由は……。 (つづく)
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