人間風車よ、もう一度-- Gran Fiesta de Invierno 2009 (2 y último)

 さて、今回のアダジオ商会の演目「ジョルティンバンコ」は、8年前の第1作同様、日本に常打ち小屋を持っている(あれだけデカければ既に「小屋」ではないが)某国際雑技団のライヴ音源を使って、次々とリフト技を繰り出す作品だ。 ぎゅうのブログ直前リハの際の写真がアップロードされているが(それはともかくぎゅう、早よ俺のサイトのアドレスのリンク、書き換えてくれ)、まずファンファーレ的な音楽と共に、かつてのジョルリタ・アダジオやアダ商の舞台の映像がステージ奥に映る(映像の編集担当はまーくん、音楽編集は僕である)。この部分の最後でリタさんをリフトしたクリスティアンが舞台のセリから上がってきて、次の曲で次々とアダジオを繰り出す。 そしてその曲の終わりしなで僕たちアダ商が登場し、舞台上に円形に板付き。続いての音楽が始まるとすぐその円が弾けていき、4組が舞台の上で連続でリフトをかましまくる。男がパートナーの女性をステージからやはりリフトで下ろして1発アダジオを演ったあとは、1組ずつのソロパートに突入だ。それが終わればいよいよ今回のクライマックス、4人×2組による「人間風車」を回したあとフィナーレの振りに入るのだ。この相変わらずの「ジョルジュ演出」に、演技中も演技後も大喝采をいただいた。 実を言うと、ここまで来るのでさえも、本当に困難を極めた。8年前のメンバーの中から7人が集まったものの(+1人は今回新加入)、うち4人はサルサやタンゴのプロになっていて、練習は月に1回が精一杯、しかも8人全員が一堂に会したのはなんと本番前日が初めてという、今だから言えるえらいこっちゃな状態だった。 しかも……更に……と、ここに書けそうなとんでもないことは枚挙にいとまがないほど起こっていたのだが、とりあえずはそれもジョルジュ師匠の演出のおかげで全部帳消しになったっちゅうことにしていただきましょう。 アヤちゃんからは「ともちゃんとセンベイさんと、私たち(アヤちゃんとまーくん)の2組だったらまた演ったら面白いかもね、この演目」と言われている。人間風車を演れるスペースさえあれば、確かにそのとおりだ(因みに、たぶん「タチサル」の会場では無理)。もちっとブラッシュ・アップした「ジョルティンバンコ」をご覧になりたい方でそういう場所をご存じの方、オファーをお待ちしております。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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