興奮! 永遠のライヴァル

★おめでとう日本 2009 World Baseball Classic (Clásico Mundial de Béisbol) の決勝戦で、見事日本チームが5-3で韓国に勝ち、優勝を飾った。日本代表の皆さん、おめでとうございます! 日本が2連覇を果たしたことが嬉しいのは言うまでもないが、今回は韓国と日本が決勝を、しかもあんな大接戦で争ったことが特によかったと思う。 大阪と東京。ボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキーズ。大阪府立天王寺高校と北野高校。世界中を見渡してみると、「永遠のライヴァル関係」は大きなくくりでも小さなくくりでも様々存在するが、「日本と韓国」のように「何もかも、どんな分野でも張り合っている(よい意味で)」間柄というのは珍しいのではないか。★鍵は「あの三振」 その両国が、このWBCの優勝戦で相見えた。好プレイの応酬の末に、日本が満を持して送り込んだファイアマン、羽曳野の星・ダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ)の乱れにつけ込み、韓国が何と9回裏2アウトから同点に追いつく。うー、これ以上にワクワクする展開がありますかいや。もっとも、やってる人たちの心はズタボロやったやろけど。 しかし、なおも一打サヨナラ負けのピンチが続いていたにもかかわらず、ダルビッシュが腐らずに次の打者を三振に切って取ったところから、逆襲のドラマは始まっていたのだ。この試合、先発投手・岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス)の快投、左翼手・内川聖一(横浜ベイスターズ)が二塁に送球し打者走者を封殺したことや、イチロー(シアトル・マリナーズ)のバント安打等々、数々の好プレイが云々されているが、僕はこの「コ・ヨンミンの三振」こそが、日本に流れを引き戻したのだと考えている。★世界に見せた「お手本」 延長10回表、内川がヒットで出塁、稲葉篤紀(北海道日本ハムファイターズ)が手堅くバントで送り、続く岩村明憲(タンパベイ・レイズ)のヒットで1アウト一・三塁。代打川崎宗則(福岡ソフトバンク・ホークス)は凡退するが、韓国ナショナル・チームのリリーヴァー、イム・チャンヨン(東京ヤクルト・スワローズ)は、打者イチローとの勝負に力を注ぎ、一塁走者岩村を簡単に二塁に進ませてしまう。 僕はここに韓国バッテリーの油断があったと思う。1点取られれば勢いを再び相手に持って行かれる場面、もう一度鼻をへし折るためにはゲッツーしかないはずだ。2点なら言うまでもなく致命的。普通に考えれば、空いた一塁にイチローを歩かせて次の中島裕之(埼玉西武ライオンズ)でダブルプレーを狙うのが常道だろう。 なのにイム・チャンヨンは勝負に出た。「世界のイチロー」と真っ向から戦いたかったのか、中島と比べてイチローの方が与し易しと考えたのか、または3年前の「あの発言」があったから、この場面で打ち取って決着をつけたかったのか。ファウルで粘りまくった末の8球目、イチローはお手本のようなセンター返しのヒットを放ち、ランナー2人を迎え入れたのだ。★本当の「ワールド」のために 「ワールド」と名前がついているとは言え、基本的にアメリカ合衆国メイジャー・リーグ・ベースボール機構の主催する催しである。まず開催場所に偏りがあるし(僕は、今回ぐらいはアジア・ラウンドは韓国でやると思っていた)、そもそもUSAの代表チームが出る試合をUSAの人間が審判するてな話は、他のスポーツの国際試合やったらあり得へんやろというのは、日本のファンなら誰でも考えただろう。未だ、僅か2度目のWBC。今後の発展に期待しよう。 我がバファローズからただ1人代表チームに入った小松聖投手。3月19日サンディエゴ・ペトコパークでの第2ラウンド順位決定戦で2番手として登板、韓国打者9人のうち5人を三振に取る快投を見せました(写真は京セラドームでの非公式試合でのもの)。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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