コンペティション2日前--瞬間湯沸器への道
今日の練習メニューは、2時間のうち自由選択曲と課題曲(ぶっつけ本番、何が出てくるかわからん曲)をおよそ1時間ずつだった。 自由曲は、今回も1つ前のアルベルト・ロマイ振付の曲と同様くるくる回る部分があって、そこが正面を見失う危険性の一番高い箇所だ。先週土曜の「とんでもないこと」というのも、実はそこから崩壊してしまったという話なのだ。 僕には豊かなダンス・センスがあるわけではないので、こうして崩れていかないためには、とにかく練習を重ねるか、「もしどうにもならなくなったらどう切り抜けるか」を予め決めておくかのどちらかしかない。もう本番2日前、「練習を重ねる」のはもう無理なので、とりあえず今日は「決める」ところまではできた。 課題曲は、僕たちなりの踊り始め方をすることや、僕たちらしい(他の人はあまり使わなさそうな)振りを使うことを決めつつ練習した。でも、僅か2分とは言え、知らない(事前に何が来るかわからない)曲の2分というのは意外に長い。こちらも自分の技量を考えて、まずは楽しく踊ることを第一に考えようということになった。 さて、いよいよ本番前の練習もあと1回、明日だけ。明後日の舞台で、いかに瞬間湯沸器のように自分に火がつくか、それは明日のリハーサルにかかっている。
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