これが今の日本のサルサの一断面
ジャパン・サルサ・コングレス(2日目)を観た(10/31, ZEPP Tokyo /東京・青海)。 主な目当ては友だちのまーくん&アヤちゃん(Aya & Kita)や今回表彰を受けたスタジオ・ペペの石井さんだ。ケイちゃん("Ageha"のKEIKOさん)やReikoさん(「艶女」)、紀平まこもさんといったたくさんの旧知のサルセーラスも舞台では踊っていた。 ショウはあとの方になるにつれてだんだん水準が高くなって、目が離せなくなってくる。Los Valientes Matsuyama は、男2人に女性が7~8人とは思えない鮮やかな展開と、きれいな踊りで僕を魅了する。ケイちゃんはしばらく見ないうちに、踊りに力強さが加わって更に素敵になった。Reikoさんたちは、今更ながらですけどエロ過ぎます。 まこもさんたちのLa Bombaは国内グループのラス前に相応しくキマった踊りを披露。そしてトリはLos Valientes de Kansai、ここはもう別格で、ハチロクのヨルバー風の曲も使って、ほとんどコンテンポラーネオ(コンテンポラリー)状態の、美しい動きだった。 海外からのゲストたちは、言うまでもなく凄い。中でも、Manuel dos Santos (Canada) の打楽器でリズムを刻むような動きや、 Cobo Brothers (USA) の「滑らか」などという言葉で表現してはむしろ陳腐になってしまうような美しい流れには唸りっぱなしだった。俺も頑張ろ。 この踊りをやる人がいつの間にこんなに増えたんやろ、この踊りをこんなにうまく踊る人がなんでこんなによーけおるんやろ……訪れるたんびにそんなことを思いつつも、いわゆる「キューバ系」のサルセーラス/サルセーロスとJSC参加者との間では、これまた年を追う毎に棲み分けがなされているようにも感じる。それが逆に、この国の首都圏サルサ界の拡がりを表している気がするのだ。
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