世界で一番賢いのは……?

 以前このブログで「世界で一番頭がいい(計算が速い)人種はキューバ人ではないか?」という話をした。その時は、あの複雑なリズムをあれだけの人数のオルケスタでぴたりと合わせるには、相当の賢さがないと難しかろう、という意味のことを書いたのだが、今回の旅で、また違う感じの「頭のいい人たち」に何人も出会った。そのうちの1人が、12/31(金)に市内観光のガイドをしてくれた、ツアー会社Cubatur(クバトゥール)のドミンゴだ。 このサンティアゴ市内観光のツアーは、本来それなりの人数の申し込みがあれば大型バスや、せめてミクロブス(マイクロバス)を使ったのだろうが、何とこの日は僕たち夫婦2人だけが予約したらしく、運転手1人、ガイド1人の完全貸切の贅沢な1日になった。 彼は僕たちが訪れる場所全ての意味や歴史を一切何も見ずに、よどみなく喋る。前の日に Museo Bacardí (バカルディ博物館)を案内してくれた若い男の子もそうだったが、恐るべき記憶力だ。 Museo Cuartel Moncada (モンカーダ兵営博物館)。1953年7月26日、フィデルとラウールのカストロ兄弟たちがここを襲撃したことで革命の発端となったことで有名な場所だ。あえて当時の弾痕を残してある。 Castillo del Morro (モーロ要塞)。サンティアゴ湾口に築かれた要衝跡だ。 湾内を見るとこんな感じ。この写真で、僕の背中越しに見えている島(Cayo Granma --カーヨ・グランマ)に、このあと僕たちは向かう。 この船で、ここへですよー! えー、しーんじらーんなーい。  市内観光の終盤に、街の高台、Padre Pico (パードレ・ピーコ)から。この人がDomingoです。立ち寄る先で、何人もの人に "¿Que día es hoy? ¿Viernes, sábado o domingo?" (今日って何曜日だっけ? 金曜日? 土曜日? あれえ、日曜日?)などと声をかけられていた。もちろんDomingoが「日曜日」を表す単語と全く同じだからです。 本来旅は値段でするものではないが、2人でガイドさんと運転手さんを独占し、船あり・美味しい食事ありの至れり尽くせりの1日に、××ペソは余りにも安すぎる! 僕たちは気分をよくして、大晦日の夜の街に繰り出したのだった。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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