マイコー・オー! マイコー
その後、トゥモローランド内のレストランで友人Kと落ち合い(これも年に1回の同窓会みたいになっている)、しばし語ったあとはひたすらアトラクション(主にショウ系)を回る。 1/24に新設されたばかりの、ディズニー・スターズ総出演の3Dアニメーション・シアター「ミッキーのフィルハーマジック」はかなりいける。それから、およそ25年ぶりに復活したルーカス×コッポラ×マイケルによる夢の3D映画「キャプテンEO」は涙なしでは観られない。 宇宙を旅するマイケルと妙な仲間たちが迷い込んだ惑星、そこを統べるのは気持ちが歪んだ女王。彼らを捕らえようとする兵隊たちを、マイケルは独特の超能力で……(おっと、ここからは行った人だけのお楽しみ!)てなクサイ設定が似合う奴は、後にも先にも彼しかいない。"Beat It" のPVを彷彿とさせるダンス・シーンが圧巻だ。まさに彼の全盛期の作品だというのがよくわかる。 TDSに比べ、今まで音楽系のアトラクションものが乏しかったTDLだったが、この2つがあって、僕にとってはこれまでとかなり印象が違った。また、以前からある「ミニー・オー! ミニー」は、相変わらず北はマンボから南はサンバ、カポエイラまで一通りのラテン音楽文化を押さえている。ティンバレーロスもいつもどおり縦横無尽に走り回っていた。 土日祝日なら抽選対象になるという人気のショウ「ワンマンズ・ドリーム/ザ・マジック・リヴズ・オン」も平日だから余裕で観られる。バレエのパをたくさん採り入れた、美しく、そしてなぜか涙腺を刺激する演目だった。 昼間のパレード「ジュビレーション」は山車の周りにダンサー満載。そして、今回初めて観た「東京ディズニーランド・エレクトリカル・パレード/ドリーム・ライツ」の、その華やかなこと! パレード終了直後のおみやげ屋さんでもみくちゃになりながらまだ新しい「フィルハーマジック」のTシャツを買って、去年も寄った「イクスピアリ」の台湾料理屋でとろとろの肉汁餃子に舌鼓を打ったあと、僕たちはたまプラーザ行きのバスでゆっくりと(本物の)夢を見ながら帰途についたのだった。チップ&デイル、 ディズニーランドの皆さん、素敵な1日をありがとう!
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