希望の象徴、ドス・ソネス!
地震のあと10日ぐらいした頃から、僕はダンス・イヴェントに飢え始めた。でも、未だ輪番停電による電車の不通や間引きが続く中、テキトーな催しには足が向かない。26日には「サルサ・ホットライン・ナイト」があるのはわかっていたが、地震後初めての開催なので、普段にも増してごった返すのはわかりきっていて、別の理由で行く気持ちになれなかった。 しかし今日、僕にぴったりのライヴがあった。 ¡Dos Sones de Corazones en Mi Salsa! (東京・町田) なんと、イタマエさんが日本を発ってサンティアゴ・デ・クーバのソンのフェスティバルへ向かったのは揺れた3日後。写真の得意な彼が現地から自らのブログに載せる人々の姿は、そのまま僕にとっての希望の象徴になった。 今日の演奏では、約10年前に、原田裕子さんのどこぞのホテルでのパーティで、パフォーマンスからコンパルサからやり倒した時のことを憶えてくれはったひとにもお会いできたし、もうホンマ、「地震のことをしばし忘れる」よりもはるかに多くの意味を持ったライヴになった。
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