恵比寿の地下に吹いた風
3ペアでアダジオをするには、決して広いとは言えないスタジオG-Boxで、僕は風を感じた。 昨日4月10日(日)、毎月恒例のミロンガ "Guapas" 、今週は日本タンゴダンス・プロフェッショナル協会(NAPTA)のパーティが来週開催されるため、1週前倒ししての開催だ。アダジオ商会メンバーだけ12時に集まっての練習、ミロンガの設営、ミロンガに先だっての無料レッスンと続き、宴が始まる。 ショウは17時半頃からだ。まずは、今度このスタジオでヒップホップのクラスを始められるMikiさんのユニットが3グループ、場を盛り上げまくる。こういう「持って行かれた」雰囲気のあとは正直言ってやりにくいのだが、そこは常に注目を浴びる運命にあるアダ商、お客さんの気持ちを程よく引っ張り続けた。 結果は……途中僕が少し走った(早く踊りすぎた)箇所があったのを除けば、概ね技も決まり、他の2組に動きのタイミングを合わせる余裕もあった。振りのクライマックス、ジョルジュさんがリタさんを肩の上に放り投げてぶん回すところでは、僕は本当にリタさんが回るときに「風」を感じた。 直前に友子が帯状疱疹にかかり、当日の出演すらも危ぶまれたことを考えれば、出られただけでもよかったとすら言える。僕はと言えば、本当にこの本番がなければ、地震-退職&転職-大学院と来た重圧に、果たして耐えきれていただろうかと思う。 写真は左から、今回は出演がなかったF貴ちゃんとMikiさんを交えて(撮ってくれたのは元アダ商のAみちゃん)、そしてそのMikiさんの胸元におひねりを入れていたジョルジュ・ファミリーの人気タンゲーラ、マリアさんをHりんと僕とでリフトしているところ。
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