継続は力かも知れない
前回書いた、大学院生活の何回目かの山場の前後に、大きな労働から少しの間解放された僕は、たてつづけにキューバ関連のイヴェントに出た。そのどれもで、昔からのサルサ仲間・ラテン関係者との久々の再会を喜び合った。1.2/11(土) #9(Cuban) Conexión Salsa Night 市川奈美さんのサルサ教室 "Baila, Baila" 時代からのサル友・しげちゃん(小八重茂則くん)と、横浜でサルサと言えばこの人という、やはりこちらも旧友のダンサー/イヴェンターAniquiが両国「ラキア」で奇跡のコラボラシオンを果たした。 パーティー内レッスンはデスペローテなどのキューバ風のムーヴメントがしっかり入った振りや、rueda de casinoの基本など、彼らならではの構成。かかる曲はもちろんキューバ中心と、至れり尽くせりの夜だった。こういう内容でなければ、僕はわざわざ東京の東の方まで行ったりはしない。2.2/18(土) 200% Cuban Night 昨年4月の最初のスクーリングのとき以来10か月ぶりに、これまた古くからの友人、エルメス・マレロ・カバディージャの経営する名古屋のバー「ラ・アバナ」を訪れた。 しかもこの夜は、題して "200% Cuban"。パーティーの冒頭にはエルメスによる「カシーノ(=キューバ風サルサ)のレッスン」があるらしい。久々に、「キューバ人から、キューバキューバしたサルサを教えてもらえる機会がある」とあらば、行かないわけにはいくまい。 指導内容は、彼が名古屋で確固たる地位を築いている理由がよくわかるような組み立てだった。「キューバ以外のサルサ」或いは「キューバの都会以外のサルサ」と、自分が今教えるサルサがどう違うのかを流暢な日本語を使ってわかりやすく説明する。そして嬉しいことに、彼は僕の名前を憶えてくれているのだ。10か月も間を空けて、しかも予告もなしに行った者のことですらそういうふうに扱う、これは生徒を増やすために実はかなり大切な資質だと思う。 パーティーに参加している女性たちはみんなフォローの反応がよくて踊りがうまい娘ばかり。あそこは男のリピーター多いでしょ、たぶん。3.2/19(日) "La Caña" CD発売記念ライヴ@横浜3355 日本ソン界最大の大御所の1人、末永雄三さん率いる「ラ・カーニャ」が同名のCDを出した。ヴォーカルはこれまたまた長いサルサ友だちの毛利真帆(もうり・みほ)ちゃんである。このアルバムは全曲日本語によるオリジナルという異色作で、日本語の歌詞が、ソンを中心としたゆっくりとしたリズムに意外とはまる。この発売記念ライヴが、横浜は市役所近くのラテン・バー「3355(さんさんごご)」で催された。 末永さんのまったりとした物腰と、DJさん手作りの温かい料理が穏やかな雰囲気を醸し出す。(僕の記憶が正しければ)藤沢市青少年会館のサルサ・サークルにお邪魔したときにお会いした方に何年かぶりにお目にかかったし、ここでもまた「続けること」の大切さを再確認した思いだ。 思えば、僕がサルサを始めてこの2月で19年。アイドルオタクの僕ならではのたとえ方をすると、有村架純さん(1993年2月生まれ)や、小池里奈さん(1993年9月生まれ)がオギャーと生まれた頃に踊り始めた計算になる。そら、「久しぶり」さんが多くもなりますわな。
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