人を愛することを恐れていては、何も始まらない。
ある年は上松美香さんのアルパのライヴだったこともある。また別の年は新横浜スケートセンターにフィギュア・スケイティングを観に行ったこともある。いずれにせよ何らかの「舞台」に行くことにしている、妻と僕との結婚記念日。ここ数年はミュージカルを観に行くことが圧倒的に多くなってきた。 オリビア・ニュートン・ジョンのヒット曲をモチーフにしたブロードウェイ・ミュージカル「ザナドゥ」や、西川貴教さん・大塚ちひろさんによる「ハウ・トゥ・サクシード」も観たが、その中でも多いのは劇団四季によるものだ。「マンマ・ミーア!」に、去年の「ジーザス・クライスト=スーパースター/エルサレム・ヴァージョン」。今年選んだのは「アイーダ ~愛に生きた王女」(於・四季劇場[秋]/東京都港区海岸)だ。 時は古代、ナイル川沿いに南へ勢力を拡げようとしていたエジプトの若き将軍・ラダメス(阿久津陽一郎)が、隣国ヌビアに侵攻した際の捕虜の中にアイーダ(秋夢子)という女性がいた。身分を隠したヌビア王女である彼女は、ラダメスの婚約者・アムネリス王女(大和貴恵)の侍女として献上されるが、政略結婚に嫌気がさしていたこともあり、ラダメスは徐々に、気高く物怖じしないアイーダに惹かれていく……。 この演目は物語展開と踊りが大感動です。話としては、上に書いた3人の三角関係がポイント。踊りは男女それぞれのアンサンブルで唸らせるナンバーがいくつもあって、いやーもうお腹いっぱいて感じ。 終演後は横浜でプレゼントを2つ選び(1つは翌日のバレエの発表会向け。もう1つは小学校に入ったばかりの友だちのこども向け)、そのあと居酒屋で記念日ディナーをやって、更に地元でカラ鉄!……て、この最後の展開はちょうど1年前と全く一緒ていうのが面白い。 15年目は「水晶婚式」ていうらしいね。
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