品性豊かなリーダーを選びたい

 2013年度「中央林間少年少女野球大会」で、決勝に進出した「グリーンスリーブス」の大和主将は、対戦相手の「イエローサブマリンズ」の印象について訊かれて、こう答えた。「いやー、あそこのチームが共有しているのは唯一、チームの歴史が古いということだけで、みんなけんかばかりしていますよ。平均の学力は低いし、学校の成績を上げたいと思うなら、僕らみたいな勉強の仕方や食生活を見習うべきだと思いますね。野球選手にとって、最高の土地はどこなんでしょうね。洗練されたグラウンドでやってない、イエローサブマリンズさんと比べてみて下さいよ」 ……上に書いたのは大会名もチーム名も含めて全て架空の話だが、言うまでもなく、小学生でもこんなことを言えば監督や先生や親に叱られ、下手をすればこのキャプテンは決勝戦出場停止の処分を食らう。このブログをお読みの皆さんに考えていただきたいのは、東京都民を統べる責任のある立場、2020年夏季オリンピック/パラリンピックを東京に招致する代表者たる立場にある人が、この(架空の)大和主将と同じ水準のことを言ったらしいということが、一体どういう意味を持つかなのだ。猪瀬知事「イスラムはけんかばかり」 IOCが注意喚起産経新聞 4月29日(月)22時46分配信 2020年五輪招致を目指す東京都の猪瀬直樹知事が今月の米国出張中、ニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、ライバルとされるトルコ・イスタンブールを批判したと疑われる発言をし、国際オリンピック委員会(IOC)が候補都市に注意喚起する事態となったことが29日、分かった。IOCは行動規範で他の候補都市との比較を禁止しており、トルコ側も閣僚がツイッターで「発言はオリンピック精神に反し、残念」とコメントした。 猪瀬知事は今月14~18日、米ニューヨークへの出張中に同紙のインタビューに応じ、同紙が27日付でその内容を報じた。 同紙によると、猪瀬知事は「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一、アラーだけ。けんかばかりしている」などと発言したほか、日本の平均年齢などを引き合いに「トルコの人々が長生きしたいと思うのなら、日本のような文化を持つべきだ」などと語ったとしている。 また、猪瀬知事は「アスリートにとって、最高の開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、他の2国と比べてほしい」などと、イスタンブールのほか、スペイン・マドリードも念頭に述べたとしている。 同紙の記事は、立候補資格を失う可能性は低いとしながらも、IOCからの信用や信頼が揺らぐなど、東京の招致活動に影響する可能性を指摘した。 猪瀬知事の発言に絡み、IOCは候補都市に対して、行動規範を順守するように求めた。 一方、トルコのスアト・クルチ青少年・スポーツ相はツイッターで発言について、「悲しいことだ」などとした上で、「イスタンブールはこれまでに他の立候補都市に対して否定的なことを言ったことはない」などとした。(Yahoo! Japan ニュースから転載、一部改行を省略) 僕自身は、未だ開催したことがないイスタンブールでの開催を推すが(その意味で、日本でやるなら福岡だろうと考えていた)、 この3か月間ほど東京都内に通勤して、真摯に2020年東京招致に努力している東京の人たちが多いことを肌で感じた。 今日付の朝日新聞には、猪瀬知事の発言は「招致には少なくともプラスにはならないが、どれだけマイナスになるかは分からない。ただ、これでイスラム圏の票がまとまって離れる可能性がある」という、原田宗彦・早稲田大学教授の指摘が掲載された。政治に関わる人は、「ほかの立候補都市を批判する意図はまったくなく」ても(その後の猪瀬知事のコメントより)、「批判する内容の発言」になっていれば指弾され、そして「そのわずか一言」でいろいろな人たちの努力や、時には何億もの尊い税金を無駄にしてしまう可能性ぐらいはわかっておくべきだ。まして、「共有しているものはアラーだけで、けんかばかりしている」は、残念だが論理的な「批判」ですらなく、文字どおり「口げんか」で使う揶揄の領域に入ってしまっている。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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