Moliendo con marimbas y quena
上松美香さんが2000年6月にメジャー・デビューして以来13枚目(*)のアルバム "Amanecer" 発売記念のインストア・ライヴとサイン会が、昨夜「タワーレコード」渋谷店で開かれた。僕は発売日の今月5日にちょうど恵比寿でアダジオ商会の練習があったので、自宅からスタジオに向かう途中に、サイン会参加券を手に入れるべく同店に立ち寄り、このアルバムを買った(昨日の書き込みのタイトルを「発売初日特典」としたが、タワレコ渋谷店で用意された一定の参加券の数が終わるまではこの特典は続いていて、実際には昨日買ってもサインはもらえた)。 アルパという楽器の性格上、演奏している美香さんとの距離が近いことが保証されていてこそ、聴いていてとても気持ちがいい。今回の店内ライヴでは、僕がいつも使っている横浜市の区民文化センターのリハーサル室くらいの距離感で、生音を間近に聴くことができた。しかも、いつもの彼女の公演ユニット "Cruz"(藤間仁さん[G.]、須長和広さん[Bs.]、山下由紀子さん[Perc.])としての演奏だったこともあり、とても得をした気分だった。 今回のアルバムには、デビュー時から彼女が弾き続けている "Moliendo café" が、マリンバ、ケーナ、チェロなどを加えたアレンジで登場。もちろん昨夜の編成では「いつものコーヒー・ルンバ」だったが、今後のライヴでは、この素敵な新アレンジによる演奏が期待できるかも知れない。 (*)美香さん自身がステージでこう言っていた。2001年のマキシ・シングル「クリスマス・イブ」と、2009年に発売された「上松美香ベスト Arco iris ~虹~」を含めた枚数。
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