話さんといかんのは、そこやないやろ

享楽的ダンスとは 実演交え法廷で議論 「どうジャンプ?」「その場で少し上に」(朝日新聞東京本社版 2013年11月10日付朝刊14版38面) 法律で規制される享楽的なダンス営業とは――。風営法の許可なく客を踊らせたなどとして大阪のダンスクラブが摘発された事件を巡り、大阪地裁の法廷での議論が白熱している。 「何をしていましたか」「酒を飲み、音楽に合わせて踊っていました」「動いているのは足ですか」「足ですね」「腕を動かす時は手首、肩、ひじのどこを基点に?」「ひじを基点に」「どうジャンプしましたか」「その場で少し上に」 先月30日。風営法違反容疑で逮捕・起訴された大阪市のクラブ「NOON」の元経営者の公判で、検察側が昨年4月の摘発時の状況を客に細かくただした。 クラブなどの営業には風営法の許可が必要だ。検察側は規制対象のダンスを「男女の享楽的雰囲気の醸成など、社会の風俗に影響を及ぼす可能性があるもの」と定義。具体的には、薄暗い中で大音量の音楽が流れ、酒を出す店内で、客がステップを踏む▽体を上下左右に揺らす▽ひざを曲げ伸ばしする▽腕や頭を振るなどの状況が該当する。 一方、弁護側はそもそも「享楽的なダンス」はさせていなかったと主張。それを証明しようと摘発時の客に動作を再現させた。証人が肩や首を揺らして実演するたび、傍聴席から笑いが漏れ、恥ずかしがって実演を拒否する人もいた。 大阪府警は、摘発時の店内の様子を動画で撮影していたが、その後、別の捜査で記録媒体を使うためデータを消去しており、弁護側は「いかがわしい営業でないことは、動画があれば一目でわかったのに」と訴えている。 11日には、捜査にあたった警察官の証人尋問が予定されている。(神庭亮介) この記事を読んだ限りでは、法廷で話されていることが、僕には全く現実的に思えない。だって、そんなちょっとした細かい動きの差で、「享楽的かどうか」なんて決まると考えながら踊っている人が、いったいどこのダンスフロアにいてるねん?  「あ、膝の曲げ伸ばししたら享楽的になるからやめといた方が、法律に触れんでええな」とか、逆に「こんな動きの方が過度に享楽的やから違法やけど、楽しいからやってまえ」とか。もしいたら教えて欲しい。 「はだしのゲン」問題のときもそうだった。あのマンガを図書館に置きたくないと思う人たちの、「残虐な表現があるから」なんていう理由は嘘っぱちで、本当はもっと、対アジア政策などに関する思想的・政治的な背景があったわけだ。だったら堂々と論争をすればいい。 今回のダンス裁判も同じで、現在のままの風営法を存続させたい人たちの本音は別のところ、即ち「ダンスが売春やクスリなどの犯罪と結びつきそうな気がする」というところにあるはずだから、そこをちゃんと裁判では話してくれなければ、議論にならない。また僕たちクラブ陣営も「俺たちのダンスって、そういうものとは無縁の、クリーンな遊びやねんで」ということを、行動――踊る場所の周りを自らきれいにするとか、付近住民と積極的に交流するとか――をもってアピールしていかなければならないのではないか。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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