超絶職人たちの宴

 いやー、行ってきましたよ、昨夜1月9日、井上ゆかり (Pf.) さんをはじめとしたクワルテットの演奏を聴きに(詳しくはこの日記/ブログの1月5日付もごらん下さい。上記、ゆかりさんのお名前をクリックすると行ける彼女のブログ・サイトの1月9日付にはまさにその会場の写真があります)。そらもー、4人とも超絶技巧の応酬! ラテンの大人数の演奏も、その調和やキメの巧さに舌を巻くことが多いけど、また昨夜のは別な意味で衝撃を受けましたな。ラテン以外のジャズを聴いたことがないわけやないのにねえ、あんなに感激したのはなんでなんでしょ。 ラテンなら、リズムはコンガを中心に回るよね。しゃーからコンガがソロやり出したりすると、カンパーナか何かが必ず代わりにリズム・キープをする。でも昨夜みたいな編成 (Fl., Pf., Bs., Dr.) やったら観ててもわからんわけです、誰に従うてるのか。みんなが共通のセンスを持ってるのか、そうでなければ電波時計みたいなもんで、どっか空の彼方から飛んでくるものに合わしてるとしか思われへん。それくらいピタリと合うてるし、速さも狂えへん。 そして、スタンダード・ナンバーはリクエストが入れば打合せなしでもサクッと演れるわけです、しかもインプロヴィゼイションつきで完璧に。2曲メドレーなんかもお手のもの。もっとも、両方とも、プロのジャズ・プレイヤーやったら当たり前のことなんかなあ。 僕のお目当てのゆかりさんは、どんな曲でも生き生きと弾きはります。涼しい顔してノリノリのアド・リブも、ムーディーなメロディーも両方演ります。 でも、自作の曲になると、気持ちの入り方が違うのがわかるね。顔や、鍵盤の叩き方が変わるよ。そして、とっても美しい方でした。僕と4つぐらいしか違えへんはずやのに、ホンマに若さを保ってはる。芸術の力かな。それとも何か特別に努力してはるんかな。すごい。 わくわくとして、それでいてとても癒された気分になった冬の夜でした。ゆかりさん、素敵なひとときを、どうもおおきに。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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