週末怒濤の一仕事

 あー、終わった終わった。ホッとした。ホンマはひとっ風呂ぐらい浴びてから大和に帰って来たい気分やったけど、そないしたら却って帰宅が遅なって翌日に響くんで、ちゃっちゃと新幹線に乗ってこれ書いてます(アップロードは31日のため、「昨日」とか「一昨日」とかは31日を基準に書いてます)。 何が終わったかて? そら、母のリハビリ病院への転院の段取りですがな(一昨日、29日付のブログ参照)。 父は、僕が今回何をしに帰阪して来たかを一通り母に話していた。僕は、3か所パンフレットを取り寄せたうちのY病院とH病院の見学を予約していたが、母の昔勤めていた医院のS医師とH病院との間に、多少つながりがあるらしいことが一昨日わかっていた。 思えば、3か所のうち、電話で話した雰囲気とパンフレットとで一番好感を持ったのがY病院だったので、まずここを予約。 残る2つのうち、実家と同じ市だというくらいの理由でH病院を取ったが、最初に見学予約の電話を入れたときには、相談室の職員が「面談中」とのことだったので、諦めてもう1つの病院にするかも知れないところだった(実際は、電話に出た人でも見学の約束ぐらいは取りつけられた)。S医師の何らかの力が及ぶか及ばないかに拘わらず、H病院が選択肢に挙がっていることは、母にとって少し安心できたかも知れない。 昨日は、父と僕とでまず朝からY病院を見学。一度実家へ帰り、母の病室を見舞い、午後一で今度はH病院へ向かった。 はっきり言って、根本的な違いはない。リハビリの頻度、部屋の広さ、入浴の頻度、実家から車でかかる時間、電車で行く場合の便利さ等々、基本的なことはほぼ似たようなものだ。 そして、職員の皆さんも、両病院とも、僕たちが行くとちゃんと挨拶して下さる、それも同じだ。しかし、何かが違う。 そう、挨拶の仕方、元気さ・にこやかさだ。Y病院の方がみんな、何かより大きな誇りを持って仕事に当たっているように見えてくるのだ。 Y病院で説明してくれた「地域連携課」のTさんに、僕は別れ際に「Tさんって、何を思ってこの仕事やってはるんですか? この仕事やってて、面白いことて何ですか?」とよっぽど訊こうかなと思ったけど、さすがにそのときは、まだこの病院を使うと決めたわけではなかったので、やめた。でもそれぐらい、Tさんの語りには熱が入っていた。 昨日は午後3時から、母の主治医との話し合い(現状を聴くこと)がセットされていた。その直前に、たまたま母の運動のリハビリを初めて観る機会に恵まれた。母の、そして他の患者さんのリハビリテイションを観ながら、僕はこの数日間持ち続けていた疑問に、1つの答えを出した。 「この病院でも、この病院なりのリハビリをちゃんと一生懸命科しているのに、なぜ『リハビリ専門病院』てなもんが別に存在するのか?」--母は、なるほど意欲的にリハビリに取り組んでいる。しかし中には、何らかの事情で、「これ、やっといて下さいね」と道具を手渡されても全く動かさずに、いつの間にかいじるだけになってしまう人もいる(それがおそらくその人の病状なので、熱意がなくてダメだとか、そういうことを言いたいのではないので、一応)。例えばそういう人が、「リハビリが必要だから」といって専門の病院に転院したとしても、その豊富な設備はうまく生かせないだろう。 一方、母。「リハビリ病院に転院」という案を出したらノッてきた、母。彼女のような人にはまさに適しているのが、「回復期リハビリテイション病棟」やないんか。 果たして、母の主治医のBさんは言った。「お母さんの、脳梗塞の治療はもう何もやってません。あとはリハビリだけなんですよ」--答えはもう出たに等しい。病室に戻り、母と父と3人で「Y病院を選ぶ」とサクサク結論を出し、Y病院に連絡し、B医師に紹介状の依頼をし、スッキリして僕は病院を出た。 ふー、スッとしたけどバリ疲れた。でもこれから、いつから、そしてどれだけの間母がY病院にいるかわからんけど(それでも最大半年て決まってるそうです。あくまでも「次の生活の練習」ていう位置づけやから)、たまに見舞いに行くときには、この病院の職員の方々の「誇り」を盗みたい、同じ「人に関わる」仕事をする者として。 今日の文字色は、「Y病院の色」です。なーんとなく、院内がこんな感じの色やったような感じがしますねん。>いさくん またまたコメントありがとう。具体的に褒めてもろたんで嬉しい限りです。因みに僕がマラソン界で好きなんは渋井ちゃんです。 そして、今日のおまけ。昨夜新大阪で撮った「700系ひかりレールスター」。JR西日本、山陽新幹線独特の車両ですねー。昨夜見たんは短い編成やった。そろそろ「鉄道写真」ていうカテゴリー作らんならんかも知らんな。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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