パフォーマンスにこだわる!

 僕はよく、サルサの初心者に説明するときに「サルセーラス/サルセーロスには様々な人がおって、みんな踊りのどの部分、どの場面にこだわるかがそれぞれ違うのね。フロアでカッコよく踊ることにこだわる人、ショウに命かける人、教えることが一番大事な人、いろいろや」と言う。 僕自身はと言えば、言うまでもなくパフォーマンス! 舞台に上がったときの独特の興奮は言うに及ばず、それへ向かって準備するときの充実感(+たくさんの挫折感)は何ものにも代えがたい。どんな演目でも、どんな出来でも、演り終わってビールを飲んだら、必ず「また演ったろー」と思うから不思議だ。今は病気のためしばし舞台からは遠ざかっているが、いつか必ず返り咲くぞという気持ちは常にある(てゆーか、もう既にちょっと返り咲いてますよね)。 僕がもし俳優だったら、だからきっと「舞台劇」にこだわるだろう。 そして、僕の憧れの黒木瞳さんは舞台出身だから、彼女も一番は「舞台」だろうな、とぼんやりと思っていた。ところが、意外にも彼女は「映画」だったらしい(「TVダイアリー」、彼女の手記。1月29日付朝日新聞東京本社版33面〔第2ラジオ・テレビ欄〕)。 「凡人の私は映画デビューにこだわり、映画を主流に仕事をしてきた。(中略)映画が全てでやってきた訳ではない。でも確かに映画の仕事があれば、テレビを差し置いてもスクリーンの中に入りたい気持ちは今も変わらない。」週末サルサ場へ行くことよりも、ショウに出る練習の方を優先する僕と、少し似ている。ところが瞳さん、それはそれとして、「テレビにもおもしろい作品がある」のだそうだ。 1回限り、やり直しのきかない緊張感。逆に、だからこそ何をやっても許されるところもある「舞台」。それに対して映画やテレビは撮り直しができるけど、当然別のしんどさがあるんやろな。この手記「TVダイアリー」は4回シリーズの連載だった(今回で終了)が、宝塚引退後の彼女の心の動きが垣間見えて、面白かった。 今回の文字色の由来は? はい、「すーみれーのはーなー、さーくーころー」で、「すみれ色」ですっ!

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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