「621円」--サルサ・ダンサーの確定申告

 そらあんた、わたいもダンサーとして去年ようけギャラもらいましたさかいな、確定申告ぐらいせなあきません。しかも、買うたCDや衣装や楽器も「必要経費」や言うて認められて、所得控除の対象になりますんや。皆さんも、出演料の源泉徴収票はほかさんとちゃんと取っといて、ちょっとでも税金節約せんとあきませんで。 ところがギッチョンチョン!(またかいな)その1。 言うまでもないが、僕らがショウで踊ってもお金などいただけることはめったにない。喜んでいただいて、感謝していただいて、入場料を無料にしていただいて、それで十分すぎるくらいである。プロの方々であってもあまり変わらないようで、基本的には彼女たち/彼らも普段のレッスンからの上がりで生計を立てているように見える。 まして、病気をして手術までした去年、僕の出番は2回だけ。これではおそらく、たとえ出演料がいただけていたとしても、確定申告の対象にはならなかった。というわけで、「ギャラが云々」というのは真っ赤なウソ。 ところがギッチョンチョン! その2。 ここからは結構本当の話だ。 上に書いた「病気」のせいで、去年かなり僕は医療費を払った。支払った医療費が一定限度を超えると、その分が税金の基準となる所得額から引かれて、一旦払った所得税は戻ってくるし、これから払うべき市/県民税は少し安くなる。「医療費控除」と呼ばれるものだ。 1回目の入院が一昨年の11月、2回めが去年の1月と、2年に渡ったため、医療費控除の上では少し不利になるかも知れないとは思っていた。それにしたって、2度目の入院で払った費用は70万円以上、さすがにいくらかの控除はあるでしょう。僕は去年の初めから、全ての医療費の領収証を1枚1枚ノートに貼り付けて(もちろん東大病院だけに限らない。薬局も、眼科も、整形外科も)、病院へ通う往復の交通費もちゃんとつけていた(3月20日の料金改正による値下がりもちゃんとフォロウして! うーん、俺ってマメ、さすが鉄ちゃん)。 そして、必要な申告用紙などをネット上から落として、いざ、エクセルで計算表を作り始めた。 ところが、ネットでいろいろ調べてみると、「医療費から差し引かなければならない費用」というのが意外と多いのに気付いた。 まず、差額ベッド代はすぐ思いつくとしても、健康保険の「高額療養費給付」(ひと月に医療費が一定の基準額を超えると、超えた額が給付される)や、生命保険の入院給付金まで引かなければならない。この時点で残った課税基準額は約20万円。 更に忘れていたことが1つあった、母がかけてくれていた僕名義の生命保険! 自分で払っていないものだから、全く計算に入れていなかったのだ!  ……。それを引けば、残ったのはタイトルに書いた金額になってしまったのである。↓このとおり。右下隅にその金額が書いてあるのがおわかりいただけますでしょうか。ホンマはここから「基礎控除」みたいなヤツを10万引かなあかんから、実は税金ようけ払わんといかんのか?(なわけないか) ところで、最初の段落で「CDも衣装も楽器も必要経費として認められる」なんて書いたけど、これは部分的に本当の話です。ある打楽器奏者が僕に話してくれたところによると、ホンマにCDが(たぶん一部やろけどね)「必要経費」扱いになるねんて。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

0コメント

  • 1000 / 1000