夏休み脳腫瘍日記③--病気したが故の、「人生の幅」

 何かどうしてもできないことがある。絶対にやってはいけないことがある。じゃあそれによって人生の幅がすっごく狭くなるかというと、実はそんなことはないのだ。自分の動ける範囲内で、精一杯やる。これって、意外と大変だし、しんどいから、意味がある。 僕の場合、やってはいけないとされていることはいくつかある。でも、それ以外のことは全部やっていいわけだから、やっちゃう、やろうとしちゃう。実際、健康状態にちゃんと気を配れば、結構いろんなことがやれちゃうわけさ(ちょっと最近健康管理は甘くなってきた。注意、注意)。また、ずっと身体のしんどさが抜けない部分も当然あって「いつになったらこれ、直るんやろ」なーんてウジウジ思ってたけど、「病気と一生付き合え」と改めて言われて却って「あ、そーか、一生かあ」と楽になったという副産物もあった。 なお、僕の病気の「脳腫瘍」の部分も、やはり「付き合っていく」ことの1つで、おそらく再発するので、半年に1回頭部のMRIを撮って確認し、2~3か月に1回の通院で血液検査もして何か異常がないかを点検し続けるという、長ーい道のり(これも、一生だよね)なのだ。 何回めかの撮影で「ああ、岩倉さん、また腫瘍が見えちゃってますね」なんて言われて、新たな治療(新たな投薬か、点滴治療か、放射線で叩くか)を始めることになるのだ(だいたい、「手術で全部腫瘍を取りきることは難しい」と術前に言われていたので、術後のMRIで「腫瘍が何も見えない」と言われたことの方が僕には不思議だった)。それは次の回(10月16日)かも知れないし、何年も先かも知れない。早いか遅いか、それだけの違いだ。(了)

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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