火曜の夜のお楽しみっ×3

 以前もここに書いたドラマ「ダンドリ。」(火曜21時、フジ系)が佳境を迎え、ようやくチアダンスの場面が増えてきた。榮倉奈々さん、加藤ローサさん、西原亜希さんらのキレのある踊りと、フツーの体育服のミスマッチがまた面白い。↓奈々さんの「素の真剣な表情」が印象的な写真。 チアリーディングから、アクロバティックな部分を除いてダンスだけを取り出したというチアダンス、本物は観たことがないが、彼女たちのそれがだんだんと生き生きしてくるのがわかる。でも、実は専門家が観ると、きっと僕が映画 "Kyoko" の高岡早紀さんのコルンビアを観たときのようなビミョーなもどかしさを感じる、なーんてこともあるんだろうな。 残念ながら主人公たちの演技は相変わらずです。そこは彼女たちの元気さでカヴァーしてるから、まあ、よしとしとこう。 芝居の面で大人の鑑賞に堪えうるのが、そのまま同じチャンネルを点けていれば観られる「結婚できない男」(同日22時、関西テレビ・フジ系)である。 阿部寛さん演じる桑野は四十代の偏屈な設計技術者。かかりつけ医の夏美(夏川結衣)、同僚の摩耶(高島礼子)、隣人のみちる(国仲涼子)など彼を取り巻く魅力的な女性はたくさんいるのに、誰と結ばれるわけでもない。かと言って何かギラギラするわけでもなく、摩耶の好意に気付かなかったり、夏美とつかず離れずを繰り返したりする(男前の阿部ちゃんやから許されるキャラやけどね)。それがダラダラダラダラ続く感じが、なぜか心地よいのだ。 実は年齢設定さえ変えれば、昔の日曜の夜8時の日テレ/よみうり系列と全く同じの、古い作りのドラマだから、僕の心にハマってしまうのかも知れない。↓このパグ「ケン」がもー、またすごいええ味出してるんですわー。 そして火曜の夜のシメは「ウルトラセブン」(同日23:30, 東京MXテレビ)だ。言うまでもなく、あのウルトラ・シリーズの最高傑作が、40年の時を経て再放送されているのだ。 今になって観てみると、どこの馬の骨とも知れぬ風来坊のモロボシ・ダン(森次晃嗣、当時は浩次)をいきなりウルトラ警備隊員に抜擢したり、アンヌ(ひし美ゆり子、当時は菱見百合子)がキュラソ星人に簡単にさらわれてウルトラホーク1号を奪われたり、そんなんでホンマに地球の平和が守れるんかいなーてな場面が結構ある。 また、その怪人が現れたガソリンスタンドから、なぜか警備隊の本部に電話が直通でかかるという何とものんびりした設定があったり、現代ならさとい子どもに一発で指摘されそうな内容がてんこ盛りである。 先日の「宇宙囚人303」は、ダンがセブンに変身するのは単に落ちていくウルトラホークから脱出するためだけで、なんとガソリンをたらふく飲んだキュラソ星人はセブンと戦わずして自爆してしまうのである。そーかー、全ての怪獣をセブンが倒してたわけとちゃうねんわー、とウルトラ世代のおっさんも感動することしきり。 この番組に出演された当時のひし美ゆり子さんは19か二十歳、とってもかわいい。今で言うと「ダンドリ。」のローサちゃんあたりと同じ年頃なのが、不思議な気がする。 そして、ナレーションは浦野光さん。この名前を見て、「おおっ!」と叫んだ人はそれなりの「通」の方だ。と言うよりはそれぐらいのこと、叫ぶより先に、知ってはりますよね。そう、「ワーオ、何てこったい」と同じ人なのである。クリント・イーストウッドと「ふーじこちゃああんん」が同一人物だというのと同じくらいの、衝撃。 そんな感じで僕の火曜の夜は更けていく。そして、10時までバレエやって帰ってから食事、風呂のあと遅く寝た前日に続いて、また「寝不足の連鎖」は続くのだ。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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