踊りたいのに、踊れない
脳腫瘍で入院していたとき、SHJ(サルサの企画をやる会社)のジョージ渡部さんが、「踊りたくても踊れない人がいることが、我慢ならない」という意味のことをおっしゃっていた。そのとき僕は、別に退院すれば程なく踊れるようになるんだから、別に「踊りたくても踊れない」というじれったさはないですよ、なんてのんびりとした受け答えをしていた記憶がある。 ところが、今。僕はその「踊りたくても踊れない」というのがまさにぴったりくる環境にいる。 今、もちろん踊れない。踊れないどころか満足に走れもしないし、歩けもしない。ギプスが外れたとて、すぐに歩けたり踊れたりするわけではない。踊れるまでには、気の長ーいリハビリが必要なのだ。脳腫瘍のときに比べて気持ちが結構しっかりしているだけに、逆に辛い。 だから、僕は余計積極的に前へ進もうとする。何日か前に書いた「アスレティック・リハ」についてまた今日もいろいろ調べてみた。友だちの整体師Eちゃんや保健師Aちゃんに聞いた、藤沢市内のS病院がズバリ、アスレティック・リハを標榜しているのがわかったのだ。明日の、退院後最初のリハビリ&外来通院が終わって、今後の流れが少し読めたら、この病院にメールしてみて、リハビリのスタッフや設備の様子などを訊いてみようと思う。 ↑今、2本足で立つとこんな感じです。 ただ、あまり一生懸命にやろうとするときに「再断裂の恐怖」は襲ってくることは肝に銘じておかなくてはならない。ギプスが外れた頃、断裂後2か月半から3か月などなど、何度か「再断裂しやすい時期」というのはあるらしいから。 また、歩けない今の自分でも、しっかり楽しんでいることは一応言っておきたい。
0コメント