あなたの大きな背中、うふっ。

 15日の日曜日、僕は怪我をしてから初めてスタジオ・ペペ(東京・六本木)に出かけた。 次の日の朝早く東大病院でMRIの撮影が決まっていたが(受傷前に予約済)、この脚でラッシュ時に電車で本郷まで行くのは辛過ぎる。さりとて予約日を変えようにも、ほないつになったら楽に東京まで行けるのかがわからない。かくして前の晩から僕は上野に宿を取ることにして、そのついでに久々に六本木に向かったのだ。 いつもなら半蔵門線で表参道まで行って、ひと駅乃木坂まで千代田線に乗って歩きである。ところが今の僕の脚はそれを許さない。半蔵門線でもうひと駅、青山一丁目まで足を伸ばして、そこからタクシーという計画を立てた。あそこなら青山ツインビルのエレベータで上がればええし……。 しかし悪いことは重なるもので、何とその日ツインビルは工事中! 銀座線の下を回って青山通りの南側に行くというのは予定どおりだったとは言え、それから更に地上への階段を松葉杖カチャカチャいわしながら僕は上ったのだ。あーしんど。 スタジオに着くと、オルランドがレッスン中だった。クラスの終わった彼と少し話す。 彼によると、彼のフランス人の友だちで、普通に歩いているだけでアキレス腱を切った奴がいるらしい。ギプスを外して、どれだけ足首が曲がるか(曲がらないか)彼に見せた。そのあと、僕が自分で包帯を巻き直そうとすると、彼が僕の手から包帯を取って巻き始めた。妙に慣れた手つきに見えた。↓うーん、相変わらずビミョーな笑顔。 帰り際、本来彼自身のために買ったであろう500ccのヨーグルトを貰ってしまった。その上、地下鉄六本木駅の階段を僕が下りようとすると、「おぶってやる」と彼が言いだす。こけるのはこわいので(右から落ちたら足のつきようがないのだ)一瞬躊躇したが、彼は難なく僕を背中に乗せ、サクサクと階段を下り始めた。コイツにダンスでリフトされるのって、こういう気分なんか……と感じさせる、数秒間だった。 さて、なぜ泊まる場所を上野にしたかとか、次の日の東大病院への通院の話とかはまた明日。そしてもちろんカテゴリーは「脳腫瘍・脳梗塞」に代わります。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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