ストレッチング・ボードの上でポー・デ・ブラ
初めて(5) 手術からひと月と12日 初ストレッチング・ボード 前々回のリハビリテイション(10/27, ギプスが取れてから2度目)から、ストレッチング・ボードに載っている。足首をわざわざ好き好んで鋭角(直角未満!)に曲げるための道具だ。 先日買った川島敏生著「実践アスレチックリハビリテーション Text & CD-ROM」(南江堂、2005)にもアキレス腱断裂用のセルフ・ストレッチングとして載っていたが、まずは地面から20度(=足首の角度70度)から。そんなん簡単やと思うでしょ? それがそれが、ギプスで固めてたあとの足は、全然伸びんのです。「いてててて……」としかめっ面しながら規定の12分を過ごしても、結局右の踵はボードにはつかず、遥か上空にいたままだった。 足につけるおもり、鉄アレイ、足踏みペダル、エルゴメータ……藤沢市民病院リハビリテイション室にある道具は、さすがに自宅にはないものが大部分で、通院日以外は全くやらないか、何かを代わりにするしかない。 ところが、うちには昔からなぜかあるんですね、ストレッチング・ボードは。↓これです。もちろん、角度も自由に調整可能。 市民病院ではその後まだ10月30日の1回だけ、でも自宅では主に風呂上がりに毎日やってます。そのおかげか、そろそろ「20度」で踵がしっかりつきそうな気配なのだ。 しかも、踵がつきそうなら両足にほぼ均等荷重なわけで、そこで僕はついでにポー・デ・ブラ(バレエ独特の腕の動き)をやってみることを思いついた。 きゅっとお尻の穴を締めて、アンバーから、アラスゴンド、アンオー……と次々とポーを変えていく。いろいろやって、最後タイマーがピピピピ……と鳴ったら、両腕アラスゴンドからアンバーに持ってきて、少し右を向いてニコリ。アンバーのときの手の位置が、ちゃんとへその前握りこぶし1個分のところにあるかどうかなど、普段のレッスンではついつい見逃しがちなことをこの「自主レッスン」でカヴァーして、僕は華々しくバレエ界に復活してやるんだっ!
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