恐怖のカラオケ・ボックス
友子と2人でカラオケに行った。「彼女と2人っきりでカラオケ」というのは、たぶん恋人時代以来だ。アン・ルイスだぞ、アン・ルイス。 彼女は今、小学校時代の同級生と一緒に組んでいるバンドにコーラス隊として入り、そのせいでバンドのレパートリーの「六本木心中」と「あゝ無情」(共にアン・ルイス)でめちゃくちゃ苦労している。僕は遂に昨夜、中央林間に1つだけあるカラオケ・ボックスに引っ張られて行ってしまった。そして予想どおり、この2曲を2回ずつも聴かされてしまった。僕はビリー・ジョエルやTOTOなどで抵抗したが及ばなかった。 ……というのは少し大げさで、最初練習し始めた頃から比べると、リズムの取り方なんかはうまくなったもんだと思う。だんだん「聴ける歌」になってくるんだよな。
0コメント