リョウコちゃん、おめでとう!
昨夜NTV系列で放送された「シャルウィ天下一舞踏会Sp.」で、僕の友だちのサルセーラ・RyokoちゃんとKABA.ちゃんのペアが見事優勝した。 これは、レギュラー番組「シャル・ウィ・ダンス?~オールスター社交ダンス選手権~」の特別編で、例えば朝丘雪路さんがichiさんと組んでパラパラを演ったり、MAXのNANAさんがコンティネンタル・タンゴを前田亨プロと一緒に踊ったり、森下千里さんが中沢菜芳(なほ)さんのグループとベリー・ダンスをしたり……と、計8組の「芸能人+プロ・ダンサー」というペア(ペア・ダンスばかりではないので、厳密に言うと「ペア」ではないけど)が覇を競うという企画だ。 いわば踊りの「異種格闘技対抗戦」なので、比べることに多少の無理はある。だがむしろ僕にとっては、サルサ以外踊りとしてはあまりよくわからないので、正味の踊り以外の部分で判断すると、上に僕が挙げた組の皆さんは、「楽しんで踊っていた」のが明らかにわかって、とてもよかった。 そして、サルサという踊りそれ自体の派手さもさることながら、リョウコちゃん・KABA.ちゃんペアのノリと「楽しみ方」、気持ちの入り方は群を抜いていたように感じるのだ。 テレビに出る機会をいただいた際には、何らかの形で自分のやっている踊りがそれによってうまく広まればいいと僕は考えている。それはたぶんリョウコちゃんも、他の出演プロの皆さんも同じだろう。今回の番組では、リョウコちゃん(と、事前練習のビデオで登場した彼女のサルサ・ペアのリュウくん)の「サルサ愛」が、KABA.ちゃんの努力や実力とうまくはまった感じがするのだ。 本番では、ポイントの1つめ、「連続ターン」はうまく決まったし、もう1つのポイントの「大技」もほとんどOK(最後がちょっとぐらついたように僕には見えたけど)。それよりも何よりも、2人の「楽しんでます度」がよく合っていて、観ているだけでも顔がほころんでくるのが素晴らしかった。ピロンに似た動きが入ってたのはキューバンおぢさんとしては嬉しいし。 彼らのおかげで、また「サルサは楽しく明るい踊り」(「やらしいジョーネツ的な踊り」てだけやなくてね)と感じて、サルサをやりたいと思って下さる方が増えたと信じている。リョウコちゃん、おめでとう、そしてありがとう、彼女の出演に関して力を注がれた全ての方々に対しても同様にお礼を申し上げます。
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