ソンと美味い酒とエスニック鍋とアロス・コングリ--里帰り(2)

 翌30日は毎日放送の「よしもと新喜劇」を観たあと(吉田ヒロが気の利く犬の役をやるという、ヒロ座長の芝居ならではのシュルレアリスティークな設定だった)、午後から「社会福祉法人・ストローム福祉会 E. ストローム記念山王子どもセンター」を1年ぶりに訪れた。昼間は学童保育、夜は年齢関係なしの子ども会活動をやっている団体だ。 大阪市西成区山王(さんおう)。「釜ヶ崎」と呼ばれる地域を少し東へ出たところ。いわゆる「飛田新地」のすぐ近く。僕が学生時代に所属していた大阪南YMCAは、この「山王子どもセンター」に、夏休みのキャンプへのリーダー派遣などの側面支援をしていた。そのご縁で、一度キャンプを手伝ったあとも、子ども会活動に週1回行ったり、釜近辺の子ども団体が合同で行う「釜ヶ崎・冬の子ども夜回り」に参加したりした。 そんな子どもセンターのことを僕に語らせれば、新喜劇1回分の時間は最低必要なので、今度することになっている、子どもセンター「自主運営」20周年記念の寄稿のときにでもそれは回そう。 地下鉄の阿倍野駅、阿倍野筋から山王方向を望む。20年前に既に開発は始まっていたが、未だこんな感じで、高層団地と未開発の地域がすぐ近くに同居している。首都圏で言えば、新宿村スタジオの辺りのようなものだろうか。山王子どもセンターから逆に写すと、こうなります。 10年前に社会福祉法人格取ったけど、法人格が建て替えをしてくれるわけもなく、建物は木造の長屋風のまんま。味わいあって使いやすそうではあんねんけど、うーん、実際にいてる人らはどない思てはるでしょ? この日は年内の最終活動日。土曜日で休みの近くの信用組合の店先を借りて、ミニ・バザーをやっていることは知っていた。20年前もセンターを仕切っていた職員のMさん、若い職員さんや現利用者たち何人かに会った。昔も今も、子どもたちの基本的な雰囲気は変わらない感じがして、妙に嬉しかった。 「20年前の子どもたち」に会われへんかったのは残念やったけど、Mさんの話によると、そのうちの1人、今三十代半ばの女性・Mちゃんは、東京にいて、エイベックスでPCパチパチやってるらしい。企画をやってるわけではないにせよ、エイベックスなのなら、意外と近くにおったということになる。 Mさんと話し込んで少し遅なってしもたけど、この日はこのあと北区神山町、扇町公園近くの「楽園食堂 (Paradise Cafe)」(いつも世話んなってるから目立つように書いたった)で大学時代の仲間と飲み会。大人が僕を含め4人(うち夫婦1組)+子ども4人+店主という、僕らの年齢ならではの組み合わせ。詳しくは「間谷祭実行委員会OB会掲示板」サイトに譲るとして……てゆーても、これはパスワード管理の板なんでごらんいただけないんですけどね、とにかくラテン音楽聞きながら、食べました、飲みました、話しました、笑いました。 この日は一般営業もやってて、結構おしゃれなおねーさんも入って来てはりました。同窓生&サルセーラでもある店主・Aちゃんにはちょっと申し訳なかったんですが、僕の「パラカフェ」観(先入観)からは外れてる娘たちやった。あかん、見方変えな。いやー、おそるべし、パラダイス・カフェ。 子ども連れのために早よ始めてたんで、8時半に着く友子を迎えにこのあと僕は新大阪へ。でも阪急東通がすごい人出で、かき分けて進むのにえらい難儀した。

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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