Una fiesta multicultural

 23日の火曜日、用があって訪れた藤沢市役所の本館の入口付近で、見覚えのあるちょっと小柄な人影が僕の目の前を横切った。 「アレハンドロ!」 "¡Aaay, qué milagro! ¿Cómo has estado? ¡Tanto tiempo sin verte!" (おい、すげー巡り合わせじゃん! どうしてたんだよ? 長いこと会ってなかったよなあ?) そいつは Alejandro, 藤沢市の北の方に住んでいるおっさんで、僕が結婚前、藤沢市湘南台(やはり藤沢の北の方の町)に住んでいた頃からの友だちだ。ペルー人は誰でもそうだという印象があるが、その例に漏れず踊りが好きな奴で、ダンス・コンテストの応援に来てもらったこともあったし、厚木でやった結婚記念のダンス・パーティーにも呼んだし、DLGの横浜公演(土曜深夜、てゆーか日曜未明のライヴでした)では、新山下から欠伸しながら一緒に帰って来たっけ。 そんな彼と一通り近況を報告し合ったあと、彼が言うには、彼の家に近い「東勝寺」というお寺で「多文化新年会」が催されるらしい、それも次の日曜(つまり今日)。 このお寺では、彼の話ではどうもたびたび異文化交流の催しが行われているらしく、昨年の忘年会ではベリー・ダンスだの、和太鼓だのも飛び出したと言う。これほどではないが、新年会にも様々な人たちが集まるとのこと。 こういう「単に面白そうなフィエスタ」には僕はすぐ心が動きます。友子を誘って、お寺に即申込だ。 ヤフーの地図のページって、今「最寄り駅からの最短経路検索機能」っていうのがあって、目的地の番地さえわかれば、わかりやすい道をすーぐ示してくれるんですよね。それを見ながら、湘南台の駅から2人でてくてくと。横浜市との境に程近い、こんな感じのお寺でした(多文化交流の催しについては、中央下の「催し物のご案内」へ行けば昨年分が垣間見えます)。 中央に立っているのがアレハンドロです。テーブルの上のボウルの中には彼が作ったペルー独特の飲み物、「チチャ・モラーダ」。 集まったのは日本、アルゼンチン、ペルーの人ら、子どもを含め計40から50人くらいだろうか。午後半日まるまる、話して、食べて、飲んで、最後には歌(カラオケ)まで出た。 ここでもアンちゃん、絶唱してます。 使う言葉はスペイン語と日本語がごちゃ混ぜ。僕の勤務先「カフェ・ドゥ・そーじゃん」で去年11月から受託を始めた「クロネコメール便・障がい者配達事業」のことをスペイン語で説明することになってしまって、汗かいてしもた(日本語でもわかりやすく言うの難しいのに)。 その他、国ごとのスペイン語の表現の違いの話とか、音楽や踊りの話とか、話題は尽きることを知らなかった。 ブラジレイロス、ペルアーノス、アルヘンティーノス、それにアジアの人たち。様々な国籍の人たちが特に多く住む藤沢市北部。そのあたりにお寺はいくらでもあるだろうに、なぜこのお寺が特別にこういうことに力を入れているのか。住職とも話はしたが、この疑問について話すまではいかなかった。次お会いした時にはさて、訊く機会はあるだろうか?

千兵衛の "「居場所カレー屋」まで、HALF A MILE AWAY"

「昼ごはん時はカレー屋さん、午後は若い子たちの居場所にして、晩ごはんの時間にはまたカレー屋に戻る……」そんなお店を将来やることだけは決めた。ただ、カレーを作るのと人と話すのは好きやし今までやり倒してきたけど、店を経営したことがあるわけじゃなし、皆さん、知恵と力を貸して下さーい!というサイト。踊ったり遊んだり、毎日の生活満載の Instagram, Facebook やブログのリンクも貼っています!

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