僕は正しくファンをやったことがない-ファンクラブの集い(2)
昔からめっちゃミーハーな僕だが、頑なに守っていた一線というのがある。それは「ファン・クラブに入らない」ことだ。中学生の頃あれだけ好きだった山口百恵さんのファン・クラブにも、あったのかどうか知らないけれど竹下景子さんのそれにも入ったことがない。理由は「入ってしもたらますますのめり込みそうだから」だ。 その点、音楽家である美香さんの場合は、ちょっと百恵さんとも景子さんともファンである動機が違う気がする。 まあ、御託はさておき今2年目のファン・クラブ員として、今回このクルージングに参加する権利が与えられたのだ。言うときますけど、権利だけですからね。フツーのクルーズ料金払って参加してます。 参加した皆さんの自己紹介を聴くと、結構遠くから来てはる人もいるのがわかる。僕は大阪弁だが住んでいるのは神奈川だ。「上松美香さんファン・クラブ限定大阪湾クルージング」なんてもしやったとしても、まさか新幹線や夜行バス乗って行くようなことはしまい。すっごい、みんな筋金入りー。僕には真似できないッス。 奏でる音楽もさることながら、美しい美香さんなので、当然男性のファンは多いです。また、アルピスタらしく、参加者の中にはハープ奏者なども混じっておられた。 そんな本業・性別・年齢層多種多様な人たちに、分け隔てなく笑顔を振りまきお礼の言葉を言う美香さん。音楽家としての実力と共に、こういうところもスターとしての力のうちなんやなあと感じた。「あなたにはなれないわよね」と、妻。 船を下りしなにもう1度握手をしてお別れしました。妻が言うには、これがこの夜最高のショット。
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