Salsa cerca del Budokan
1週間以上前、舞台劇「サルサ・シュール・セーヌ」を見に行ったときの話の続きを書く。 会場はリセー・フランコ・ジャポネー・ドゥ・トーキョー。「フランス人にとってのアメリカン・スクール」と友子に説明したら彼女が大笑いしたが、どこの国の大都市にでもある、「そこの街に住む特定の国の子弟のための学校」である。逆の立場で言うと、メヒコ市の「日墨学院」や、パラグアイはアスンシオンの「日本学校」がそれにあたるのだろう。 そこの講堂かどこかで演るのかと思いきやさに非ず、たぶんあれは普段食堂として使っている部屋だ。でもそんな場所に、低いながらも舞台があったり、ピンスポットがついていたりするのは大したものだ。 そしてその舞台上では、ことあるごとにサルサのペア・ダンスが踊られる。最初の方のルエダ(ペアごとが円になって、1人のリーダーのかけ声に従って相手を代えながら踊るパターン)はなかなかやったな。 また、上演前後の客席では、当然フランス語が主に飛び交いますが、日本語と共になぜかスペイン語を話す人もいたりする、そんなおもろい場所でした。今週衛星放送で再放送が始まった、朝の連続テレビ小説「さくら」(ホノルルの日系人社会が舞台)を予見させるような感じ。 今回の上演に協力している団体としてパンフレットに名前が挙がっている内には、ロレアル・ジャポンなどフランスゆかりの企業なども混ざっているが、面白いのが六本木 "El Café Latino" 。前回書いた「ショコラ色のファウンデイション」を入れてきた紙袋には L'Oréal のロゴタイプが書いてあったし、そして……
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