ちょいワル親父三人衆
ジョルジュ師匠プロデュースの舞台公演 "Tango Mitos" を観に行った (4/14, 大田区民ホール・アプリコ/東京・蒲田)。 多少のストーリー性を持ちつつ、タンゴを中心にいろいろなノリの踊りを散りばめる構成。若い頃から様々な舞台に出演し、また自らもピンからキリまであらゆる演目を創ってきたジョルジュさん(以前一度、東京でのレッスンの後、「これから関東の北の方の『踊り子さん』に振り付けてあげに行かなきゃいけないんだよ、こんな遅い時間からさ」と、少し面倒くさそうなふりをしながら彼が語っていたのを思い出す)のセンスの集大成とも言える、素晴らしい作品だった。 素晴らしかっただけに、一抹の悔しさはどうしても残る。タンゴはともかく、ジョルジュさんやクリスティアン・ロペス(ルナ・デ・タンゴ・カンパニーのダンサー)が演るアダジオ(リフト技)は、ほとんどが僕も舞台でやったことがあるもので、段取りがわかるだけに「あー、やりたい!」と強く思ってしまう、今やれないから。 終演後に会場ロビーで撮った写真です。ちょいワル親父三人衆? 会場を出た後、「アダジオ商会」の仲間のHりん・Aみちゃんはじめ数人と一緒に、蒲田駅東口の「普通平日の仕事帰りにしか行けへんやろ」っちゅうような焼鳥のお店になだれ込む。 友子に「蒲田で焼鳥かイタリアンの店見つけといてー」と言われていたのだが、とある有名グルメ検索サイトで「蒲田 イタリアン」と入力しても1件もヒットしなかったのである、焼鳥屋さんなら山のようにあるのに。ことほどさように蒲田は蒲田。そこはそのサイトで見つけた焼鳥屋のうちの1つだった。炭火で焼いた鳥は絶品で、僕はまたまた株を上げた(アダ商のサルサ部分を振り付けて以来だ)。
0コメント