逍遥音楽空間
昨30日は川崎・等々力緑地と横浜・根岸の2か所に行った。 「等々力緑地」へは、より具体的にはその中にある「川崎市市民ミュージアム」の「逍遥展示空間」で行われた井上ゆかりさん (Pf.) とMiyaさん (Fl.) の演奏(13:00-, 15:00-)を聴くために行った。 先月の18日にメイジャー・レイベルからのファースト・アルバム "Hands on Universe" を発表したゆかりさんから、サインをしつつおてずからそのCDを売っていただこうと考えていたので(どこぞのCD屋さんで買うて聴き古したもんを、しばらーく経ってからのライヴで後からサインしてもろてもしゃーないのである)、何とかして近いうちにライヴに伺いたかった(てゆーてる割には、前々日、藤沢は高倉の "Wiz" へ行くはずやったのに、やめてタンゴ選んだんはどこの誰やねん)。 何度もライヴで聴いて耳に馴染んでいる、ゆかりさん自作の "Tangerine Clouds", 昨日は自主製作CD "Pianin" と同じフルートの入ったヴァージョンだ。一番最後に、少しブレイクを置いてからピアノとフルートで「ピッ!」とキメて終わるまで、相変わらず耳触りのいいメロディだった。 ピアノの低音から入る「上を向いて歩こう」も独特のジャジーな味があって、素敵だった。2セット目アタマの「ふるさと」は、僕はゆかりさんのしっとりした演奏を耳の端で聞きつつ会場を去らなければならなかったので、とても残念。 1セット目の演奏の後には、お待ちかねの新CDの即売&サイン会だ。もー僕は取るものもとりあえずゆかりさんのところへすっ飛んでいってしまった。 ところでこのライヴ、どうも無料にするにはすっごいもったいないものだったことが、開催前にミクシィの「ぴあにんコミュニティ」の書き込みでわかっていた。 その理由の1つがこれ、「ベーゼンドルファー・インペリアル・モデル290」。何だか「普通、ピアノの鍵盤の数は88鍵。でもこれは、なんと総鍵盤数97鍵あって、世界最大のピアノといわれています。低音部が9鍵(全部黒鍵です)も多いので、 とても深くて豊かな響きが特徴なのです」だそうな(ゆかりさんご本人のミクシィ日記から抜粋)。 左に写っているのは昨日の僕のパートナー、るりちゃんです。 僕はピアノには詳しくないので、「低音部が全部黒鍵」(確かにそやったけど)の意味わかれへんねんけど、上に書いた「上を向いて歩こう」が低音から入ったのは、ひょっとしてこのピアノを使ったせいなのか? 彼女が、楽器を理由に具体的な1つのライヴにミクシィで言及するのは珍しい。だからなのか、彼女のブログでもよくコメントしている皆さんが集まられたようだし、しかもなんと、「ぴあにんコミュニティ」に、僕の横顔の写真、載っちゃいました(ミクシィのメンバーの方はごらん下さいな。63番の書き込みです)。あな恥ずかし。 さて、先ほども書いた "Tangerine Clouds" のピアノだけヴァージョンで始まる「ハンズ・オン・ユニヴァース」については、次の機会に。前のアルバムの8曲目 "Kelp" のように、僕の手を止めた曲、今回もありましたよーん。そして、「根岸へ行った」話もちゃんと書かなければならない。こちらは少し話が重いけど。
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