Nos encontramos en el Encuentro --エンクエントロで逢いました
昨夜は、友子のミクシィ友だちのご縁で小川紀美代さん (Bandoneón) と小林智詠(ちえい)さん (G.) のライヴを聴きに出かけた。場所は、僕が神奈川生活20年足らずにして初めて降りる町・反町は国道1号線沿いにある「エンクエントロ」。 全部で30席ぐらいのそのお店はしっかり満席で、しかも遅れていったくせに僕は小川さんのプレイを一番間近で観ることができた。 小川さんは以前、今はなき六本木「ボデギータ」でやっていたジョルリタ・ファミリーの定期ミロンガ「ウナ・ノーチェ・デ・ファンタシア」に何度か出ていただいたことがある。「ジョルジュ高橋のタンゴ・ダダダッ!」にそのうちのいくつかの記録が載っているので、振り返ってみると、僕が執筆した2004年1月25日の分にもお出になっているのだ。 細い身体でガッ、ガッ、ガッとバンドネオンを開く彼女の印象は、強く僕の心に残っていた。その彼女に、また別の方面のご縁で会えるとは。 小川さんのサード・アルバム "Tangoroid" のジャケットです。 演奏は、「タンゴ・ベレーザ」の1つ前の曲 "Canaro en París" で始まり、第2部は今練習中の "El Choclo" から入った。彼女の演奏は相変わらず力強くアクセントが効いているし、また小林さんのギターも変幻自在。そしてこのデュオはタンゴだけでなく、アルゼンチン北部のフォルクローレも演るから、「聴くだけ」のライヴでも全く退屈しない。 そして、1部と2部との間の時間で、昔お世話になった頃のお話を少しして「そうですよね、やっぱりダンサーの方ですよね? ぎゅうちゃんのお仲間でしたっけ?」なんて小川さんに言われていたので、アンコール前の "La Cumparcita" で遂に前に引っ張り出されてしまった。うー、踊る心の準備はしてきたけど、恥ずかし。アンコールは "Libertango" で締め。 演奏を聴いたあとは、妻のミク友のコイさん、ごんべえさんと4人で駅前の飲み屋で焼酎を軽くしばいたあと、家路につく。
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