12月23日、です。みんな観に来てね
僕がけいれん発作で倒れる直前の2004年10月、東京・芝のメルパルク・ホールでの「タンゴ・リベルター」以来となる本格的な舞台復帰が、ようやく果たせそうになってきた。 一昨年7月から計3回ほど、「チャチャチータス」の演目にアダジオ(リフト技)を中心に客演させていただき、脳腫瘍の摘出手術からの病み上がりだった僕にはちょうどいい運動量でとても助かったが(いや、それでも実は練習の最初のうちはゼエゼエ言うてたけどね)、1曲を初めから終わりまでみっちり作り込んでの振付とは少し意味が違う。 まして昨年の今頃、オルランドにキューバのキャバレー・ダンス風の振りを付けてもらっていて、とりあえず曲の最後までいって、さあこれからブラッシュ・アップというときに右のアキレス腱を切ったので、悔しさ百倍。僕は欲求不満をずーっと抱えたまま怪我と闘ってきたのだ。 ギプスが外れ、松葉杖が要らなくなり、走れるようになり、運動ができるようになり、しゃがめるようになり、そしてダンス・フロアやレッスン・スタジオに復帰を果たしたのが今年の3月から4月頃。最初に手術をした藤沢市民病院の主治医に「これで終わりでいいでしょう」と言われた……ということは、医学的には「完治」したのが6月。 この頃、しんどいながらも、踊り続けていても大きな問題を感じなかった僕は、「僕なりの本当の『完治』」へ向けて新たな1歩を踏み出すことにしたのだ。それが「舞台で踊ること」で、僕はその復帰第1作目を、群舞のチーム「タンゴ・ベレーザ」に入れてもらって踊ることにした。 初めは、「1発目の演目はサルサ/キューバ系で」と頑なに考えていた。それがタンゴになったのはなぜか、その辺はまた機会を改めて書きたいし、そこへ至るまでに起こったこと、その後の練習で起きていること・考えていること、書きだせばきりがないので、追い追い書いていきます。 とにかく、 Tango Beleza の "El Choclo", 披露するのは12月23日(日)夕刻、ジョルリタ・ファミリーの冬の Gran Fiesta, 場所は夏に続いて三茶しゃれなあどの5階ホール(東急田園都市線三軒茶屋駅下車すぐ)、前売りは\4,000です。チラシと券のデザイン製作は四たび僕です。 券は僕から買うてや。 うー、遂にここに書いてしもた。もうやめられん。
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